4-c.花情報
(写真をクリックすると大きくなります)

漂着物調査と同時に、海岸沿いの遊歩道を歩き、植物の芽吹き、花、実、紅葉と季節の変化を楽しみます。
 
その時に咲き誇る、花の情報を、お伝えします。季節の花を楽しむ参考にどうぞ

2023.10.2

やっと 秋の陽気に
 
 湿地の植物は元気に花を咲かせています
が、日当たりの強いところは 今年の酷暑に痛めつけられ、弱り、枯れている姿が無残! 


アキギリ 歩道わきの草刈りされるところ、人に踏まれるところから崖の上に移動し、安全な所で、大きな元気な花をつけている。かしこいね!
    


リンドウ 湿地の安全な場所で垂れ下がるように可憐な花を咲かせている


アキチョウジ 今年は株を増やしている


ムベの実 カラスが狙っている


松枯れがひどい!


瀕死のアラゲナツハゼ
絶滅危惧種に指定されている アラゲナツハゼトウテイランは今年の酷暑でかなり痛めつけられている
保護の必要性を感じる


2023.7.6

 浜は夏の花が咲きあふれ、華やかです!

夕方には ユウスゲが開き、ロマンティックな雰囲気に



岩場にはエゾミソハギが華やかです ♨につかりながら眺められます


岩場の上の湿地には ユウスゲ、コオニユリ、ノハナショウブなどが咲きほこっています


外来植物も元気!アメリカネナシカズラが砂浜のハマゴウにからみつく


たくましいオニハマダイコンが実をたくさんつけ


このように砂浜に広がり、在来種を絶やしてしまう
見つけたら抜き取りましょう


南国からやってきた豆が芽を出す 何豆かな? 冬を越せるかな?


2023.6.1

 初夏の花が美しい!

がけの上の湿地にこんなにもたくさん咲くトキソウ 見事です 高嶺の花!

 

この時期、ハマウツボがアクセントになり東浜の砂丘の景観が美しい!



里山ではササユリがにおいたつ! 


2023.4.29

 丹後はすばらしい!
 キンランが咲き、ギフチョウが飛び交う
 

今年は4月末に花開く  株が増えていくといいですね


ギフチョウの卵 無事 孵化しますように!


2023.4.18

自然歩道、里山に 花が咲きあふれる春!

イカリソウ 旬は過ぎているが、濃いピンク、ピンク、白とかわいい花が。葉も美しい!

 


高木に白い花が美しい!これはアズキナシ

アズキナシのアップ写真 小豆のような赤い可愛い実をつける。味は梨のよう


浜には 絶滅危惧種に指定されている イソスミレがまだ花をつけている


1. ミスミソウ:早春の花 花は散り、葉が元気に育っていて一安心
2. ギンリョウソウ:あちこちからニョキニョキ出ている
3. エビネ:鹿に食べられているのか わずかになっている。心配
4. ヒキノカサ:だと思う。京都で絶滅寸前種に指定されていてびっくり。駐車場の湿地に広がる。ヒキガエルの傘だとか
   ではなくて、外来種のトゲミノキツネノボタンではないかと網野のチョウ・植物にくわしい方に教えて頂いた。
   そうだろうと思うが、もう少し観察を続けてみたい。不正確な情報に申し訳なく思います。
5. スナビキソウ:まだつぼみ これから浜の花が開いてくる

歩道、里山、浜で出会った花
 アマドコロ、イカリソウ、ギンリョウソウ、ハマハタザオ、サルトリイバラ、モチノキ、ツルウメモドキ、イワニガナ、ムベ、クサイチゴ、クヌギ、イカリソウ、タカノツメ、カンアオイ、エビネ、ツクバネウツギ、アズキナシ、ウワミズザクラ、ハマダイコン、ハマエンドウ、イソスミレ、ヒキノカサ



2023.3.12

自然歩道、里山で 早春いち早く咲く花は? 

ヒサカキの小さい花が満開です
姫サカキがヒサカキになったのだとか。サカキの代用にされる。
雌雄異株 雄株が目につき、かわいい花をびっしりつけている。

 ヤシャブシ
  早春、ヤナギと共にヤシャブシの黄緑色の穂状の花が目を引く。
  雄花は枝先に穂状に垂れ下がり、花粉をいっぱいまき、雌花は下の方につける。
  実は草木染にも使われ、素敵な着物や帯、バッグにされている有名な作家さんがおられる。


2022.11.26

ハイネズの実がいっぱい  焼酎につけるとおいしいリキュール酒ができるらしい
ということで、漬けてみた 


あちこちにサルトリイバラの実が美しく目立つ


カクレミノの実があちこちでたわわに実っている


松林の下では ヤブコウジが群生し、可愛く実をつけている


2022.10.16

アキギリ、リンドウなど秋は紫色の花がお似合い
木々は赤い実をつけています


アキギリ しそ科にしては花が大きく、自然歩道に沢山咲いていて見ごたえがある



リンドウも自然歩道に元気に咲いていてうれしい


絶滅危惧種に指定されている アラゲナツハゼ
わずかに実をつけているが、他のたくましい木に覆いかぶさられ元気がない

アラゲナツハゼの実 近年は不作続き               アラゲナツハゼ
 木が枯れかかっている


絶滅危惧種に指定されているトウテイラン      自生地が減り、わずかに残っているところもササが入り込んで来ている
トウテイラン



どちらも整備し保護していかなければ絶滅の危機にと危惧する。

 オケラ  ツワブキの花       アキグミ  サルトリイバラの実
        

自然歩道・浜で出会った花
 ツリガネニンジン、ヤクシソウ、ツワブキ、コマツヨイグサ、ヨメナ、トウテイラン、アキノキリンソウ、アキギリ、ヤマハッカ、オケラ、リンドウ、アキチョウジ、マルバハギ、オトギリソウ、ハマベノギク、ネコノシタ、ウンラン、ハマニガナ

赤い実をつけている樹木
 サルトリイバラ、ヤブコウジ、アキグミ、ハマナス、テリハノイバラ、ソヨゴ、ヤブシキミ、ツルウメモドキ、コマユミ、ガマズミ


2022.9.17

秋の花が咲き、実りの秋を迎える季節に

ハマベノギク 浜辺に広がりきれいな花を咲かせていますが、漂着ごみがいっぱい絡まりかわいそう!



丹後の花トウテイランの季節ですが、雑木に覆われ減ってきている。
絶滅危惧種に指定されていますが、本当に琴引浜でも絶滅が心配されます。
保護活動が必要では



ツルリンドウが可憐に咲いています


実りの秋 アマヅル(オトコブドウ)だろうと思われる。たわわに実り、うれしく頂く。粒は小さく、酸っぱいので、果実酒に。楽しみ!


アキノキリンソウ   シュロソウ     シバグリも収穫     木のヤニがたっぷり これが化石化しコハクになる


2022.8.23

ツリガネニンジン 花は釣り鐘状、根はニンジンのよう 可憐な花があちこちで咲いています



キカラスウリ 公衆トイレの壁に 夕から夜に咲き、夜の蛾が受粉


2022.7.25

浜で夏の花が咲きほこっています

崖の上では ユウスゲ、コオニユリ、カワラナデシコなどが海を見下ろし



下側でも、コオニユリ、ユウスゲ、エゾミソハギなどが咲きほこっています


エゾミソハギはもう終わりがけです


乾燥した砂丘では ハマゴウが青い花を咲かせ、雄大に広がり、アメリカネナシカズラが寄生しています


こんなにもアメリカネナシカズラが広がり、ハマゴウをいじめています


ネコノシタが満開で、西洋ミツバチが飛び回って蜜を集めています


2022.6.9

西山自然保護ネットワークのみなさんと浜の観察会をしました


        (西山自然保護ネットより写真提供)

ノハナショウブ(ハナショウブの原種)咲きだす


もう、アメリカネナシカズラが広がり、ハマゴウをいじめている!


オニハマダイコンもにょきにょき こんなに大きいのも!
在来の浜の可憐な花たちがやられます。
見かけたら抜き取りましょう。


ネコノシタ(まさしく猫の舌) いい写真が撮れるのですねー

   (西山自然保護ネットより写真提供)

イチヤクソウ めしべがこんなになっているとは

   (西山自然保護ネットより写真提供)

ウメガサソウ 花の中のピンクがかわいい!

   (西山自然保護ネットより写真提供)

今回、ハチが大好きで、ずっと観察されておられる方に、
花に集まるハチのことをいろいろ教えてもらいました。

 ホクダイコハナバチ飛翔 こんな写真が撮れるのですね。感動!

    (西山自然保護ネットより写真提供)

ハマボウフウにニッポンハナダカバチ
このハチは、京都府の準絶滅危惧種に指定され、
良好な海岸の指標になっているそうです。
琴引浜をいつまでも大切にしたいですね!

  (西山自然保護ネットより写真提供)

 花だけではなく、ハチなどいろいろなことを西山自然保護ネットワークの皆さんに教えてもらえ、
とても楽しい、有意義な観察会でした。

1. ホクダイコハナバチの巣のコロニー
2. ブタナの蜜、花粉を集めるホクダイコハナバチ
3. 花粉をいっぱい集め、巣に運ぶ
4. ニッポンハナダカバチの巣穴
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2022.6.3

.浜の植物が咲きだしました


段丘面上の湿地に トキソウが! まさしく高嶺の花たちです



スナビキソウが咲き、アサギマダラがやってきています。


ハマナスが美しい!

2022.5.17

里山には絶滅危惧種に指定されている貴重なランが育っています
大切に見守っていきたいものです







自然歩道は樹木の花が沢山咲いています
1.ハリエンジュ  2.アラゲナツハゼ  3.イタチハギ  4.ヤマウルシ  5.ツルウメモドキ 他に イボタノキ、ヤマボウシ、シバグリ、タブノキなど  


1.シライトソウが見ごろ 2.コナスビがあちこちに 3.イチヤクソウの蕾 もう咲きだしそう 4.5.サルトリイバラやハマナスは実に


浜ではハマダイコンン、ハマエンドウ、ハマヒルガオが咲き、
スナビキソウが咲きだし、もう、アサギマダラがやってきています

2022.5.17 里山、歩道、浜で出会った花たち
イボタノキ、ハリエンジュ(ニセアカシア)、ツルウメモドキ、イカリソウ、ブタナ、ノアザミ、ニガナ、ジシバリ、アキグミ、ハマヒルガオ、マンテマ、ニワゼキショウ、タブノキ、アラゲナツハゼ、コナスビ、ヤマウルシ、イタチハギ、コマツヨイグサ、ツクバネウツギ、タニウツギ、ヤマボウシ、エビネ、シライトソウ、キンラン、ギンラン、ハマダイコン、ハマエンドウ、スナビキソウの 28種類


2022.4.17

浜では イソスミレが満開





里山では イカリソウが満開 濃いピンク  ピンク  白 色とりどり



イカリソウピンク


駐車場の湿地では ヒキノカサ(たぶん) 

ヒキノカサ













川では この植物が大繁殖 (名前がわかりません ご存じの方、教えてください)
オオカワヂシァ  植物を観察されている方が教えてくださいました。
 カワヂシャと交雑してホナガカワヂシャと呼ばれる雑種を形成し、その雑種は発芽能力のある種子を生産することが確認されており、在来種の遺伝的攪乱が生じているため、外来生物法の特定外来生物に指定されており、栽培や販売、運搬、譲渡などすべて禁止されている。ースマホの説明文よりー
在来種が心配 さあ、どうしたものかーその後、タイミングよく 川砂除去が行われ、大部分が一緒に取り除かれた。(5月中旬)



2021.9.15

紅葉の秋、実りの秋へと 足早に季節は移り変わっていきます

秋の花
 ツルリンドウが可愛い花をたくさんつけていました。花の後の赤い実が楽しみです!




秋の花といえば、萩、菊  マルバハギ、シラヤマギクやシロヨメナが目を惹きます

マルバハギ

紅葉始まる ウルシの仲間の紅葉が始まっています


実りの秋  シバグリ、アケビ、アラゲナツハゼがうれしいですがー モチノキの実も赤くなり、ヒレンジャクはやってくるかな?
シバグリ


2021.9.15に里山、歩道で出会った花
ツリガネニンジン、カタバミ、ツユクサ、クローバー、ススキ、オトギリソウ、ヤマハッカ、イヌハギ、ヤクシソウ、マルバハギ、カエデゴコロ、キンミズヒキ、ヒヨドリバナ、タラ、カワラナデシコ、シラヤマギク、センニンソウ、ナミキソウ、トウテイラン、シロヨメナ、カセンソウ、ハマゴウ、アキノキリンソウの23種


2021.8.6

夏の花が終わりかけ、秋の花に移り変わって来ています

カワラナデシコが浜を見下ろす



ツリガネニンジン


湿地ではミミカキグサがひそやかに花をつけています


2021.7.14

夏の琴引の浜は 色とりどりに たくさんの花々が咲きあふれ 魅力的です!
オレンジのコオニユリ、クリーム色のユウスゲ、紫のノハナショウブ、濃いピンクのエゾミソハギなどが 浜を見下ろしています



砂浜では ハマゴウが浜を這い、紫色の花を咲かせ いい香りを放ちます。


浜の花達
1. ネコノシタ:黄色のかわいい花 葉っぱの裏はまさしく猫の舌 ザラザラ
2. ウンランハマベノギク:海浜に生え蘭に似た花をつけるウンランと、浜辺に生える野菊
3. アメリカネナシカズラ:ハマゴウやネコノシタに絡みつき弱らせていく寄生植物。広がってきている。北アメリカ原産
4. エゾミソハギ:盆花 白滝の岩の割れ目に育っている。たくましいなあ!蝦夷で見つかった?
 
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ユウスゲ 満開
 ライトアップして、パシャッ



浜を見下ろす歩道や駐車場のまわりでは
1. トウテイラン:花の色が中国の洞庭湖の水のようで、蘭のように美しいから命名されたらしいがランの仲間ではない。
2. カワラナデシコ:秋にかけて長く咲き、海岸や歩道のあちこちで見られる。
3. ?:キノコの仲間?湿地で初めて見ました。ご存知の方、教えてください。
4. ヒメヒオウギズイセン:南アフリカ原産で迷惑植物ともされている。最近あちこちで繁殖。駐車場の土手で花盛り。
 祇園祭に使われる気品のあるヒオウギとは別物。
5. ムシトリナデシコ:ヨーロッパ原産 観賞用に栽培されていたものが野生化。粘液を分泌。荒れ地に広がっている。
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2021.7.14に浜、歩道で出会った花達
アキノキリンソウ、ユウスゲ、ノアザミ、カワラナデシコ、ジャノヒゲ、ウツボグサ、コオニユリ、ハマボッス、ホタルブクロ、ヒメジョオン、ネジバナ、モウセンゴケ、テリハノイバラ、アカメガシワ、ヘクソカズラ、コマツナギ、コマツヨイグサ、ナミキソウ、ネムノキ、カワラマツバ、マルバハギ、トウテイラン、カセンソウ、クズ、ヌスビトハギ、ガンクビソウ、ムシトリナデシコ、ヒメヒオウギズイセン、ウンラン、ハマベノギク、ハマボウフウ、アメリカネナシグサ、ノハナショウブ、エゾミソハギ、ハマゴウ、ネコノシタの36種


2021.6.

里山では ササユリが咲いている。
今年は花が少ない。株はたくさん見られるので、成長が楽しみです。
近畿自然歩道では草刈りが行われていて、ササユリを期待していたところがバッサリ!
毎年、楽しみに来られている地元の観察グループの方ががっかりしておられた。



湿地の崖は無事で、カキランが株を増やしている。まだつぼみだった。


1. カキランが咲き出した。
2. ムラサキニガナが風に揺れている。
3. ヤマツツジが今満開で、爽やかなオレンジ色が良く眼を惹く。
4. アカメガシワの雄花にハチたちがぶんぶんとにぎやかいこと。蜜が花粉が美味しいんでしょうね。
5. ホオジロが木の梢で高らかにさえずっています。


2021.6.7

白滝の湿地でトキソウが咲き出しました。
崖の上の方で。やはり高嶺の花。近づけません。


デジカメの望遠ではこれが背一杯
トキソウ露天風呂の横でノハナショウブが、優雅です。

乾燥した砂丘では、ハマウツボ
カワラヨモギなどに寄生して咲いています。アメリカネナシカズラもはびこって来ています。


近畿自然歩道では シライトソウ、ウツボグサ、ホタルブクロ、タツナミソウなどが旬です。


清楚なシライトソウが眼を惹きます              タツナミソウも浪のように立っています
シライトソウ




















2021.6.7 近畿自然歩道で出会った花達
スナビキソウ、ウツボグサ、ミヤコグサ、ハマボッス、テリハノイバラ、ホタルブクロ、ノアザミ、ヤマツツジ、コナスビ、スイカズラ、ヒメジョオン、ノギラン、マンテマ、ノハナショウブ、ニワゼキショウ、タツナミソウ、ニガナ、ジシバリ、シライトソウ、ハマウツボ、ササユリ、ナミキソウ、コマツヨイグサ、ハマボウフウ、ハマヒルガオ、タイトゴメ、ハマベノギクの27種

浜に、オニハマダイコンがにょきにょき育っています。たくましい外来種!見つけたら抜き取りましょう!


2021.4.20

イカリソウが満開で 自然歩道や里山に咲き溢れています!
新緑がまぶしく、樹木が清楚な花を咲かせています!

新緑の里山を楽しむ



 アズキナシの花                       ムベの花
アズキナシ


コシアブラの新緑がまぶしく、美しい 新芽は美味しい山菜



1. ムベ:アケビに似て常緑なのでトキワアケビとも。実は食べられ、花、葉ともきれいだが、他の木に絡みつき、モンスターのようにたくましく成長し、からまれた樹木はたいへんだ!
2. ガマズミ:コバノガマズミと共に白い可愛い花をたくさんつけている。秋の赤い実もかわいい。
3. ウワミズザクラ:いわゆる桜らしくなく、花が集まって太い穂になっている。風に揺れている様は優雅だ。
4. モチノキ:雌雄異株で黄緑色の小花をいっぱいつけているのは雄株。
5. タカノツメ:新芽はコシアブラと共に山菜。風に揺れるさまはさわやかで美しい! 

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トキワイカリソウが満開!


1. トキワイカリソウ:里山、自然歩道で咲き溢れている。花は白、薄いピンク、濃いピンクと多様で、花は碇の形。葉っぱもかわいい。
2. ヒメハギ:自然歩道に咲き出した。萩の花に似て小さいことからこの名が。
3. ササユリ:もう蕾をつけているものも。シカに食べられずに咲きますように。
4. ハナバチ:ホクダイコハナバチがせっせと巣穴を掘っている。ハナバチが少なくなっているとのこと。元気で仲間を増やして欲しい。

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2021.4.20 里山、自然歩道、浜で出会った花達
イカリソウ、アマドコロ、ギンリョウソウ、クサイチゴ、ムベ、ガマズミ、コバノガマズミ、アケビ、ミツバアケビ、クヌギ、サルトリイバラ、アズキナシ、ヤマツツジ、ウワミズザクラ、ツクバネウツギ、チゴユリ、モチノキ、コマツヨイグサ、ハマハダザオ、ハマベノギク、ハマエンドウ、スミレ、タチツボスミレ、イソスミレ、アナマスミレ、スイカズラ、アキグミ、イワニガナ、マンテマ、ナナカマド、マムシグサ、シュンラン、ヤマボウシ、キジムシロ、ヒメハギ、ヒトリシズカ
36種


2021.4.11

イソスミレが 東浜でたくさんの花を咲かせています!





  イソスミレ
イソスミレアナマスミレも株を増やしています



2021.3.22

早春の花が 太陽の光を浴びて可愛く咲いています

キンキマメザクラ、そしてヤマザクラと自然に育つ桜が、歩道で、里山で目を引きます。
キンキマメザクラは西日本だけに見られる、マメザクラの変種とか。



 木々の芽吹き前のこの時期、笹も刈り取られ、里山に光が入ります。



1. ミスミソウ:春、いち早く、可憐な花をつけます。
2. ショウジョウバカマ:湿地で岩にしがみつき咲き出しました。
3. シュンラン:木漏れ日の下で優雅に咲いています。
4. タチツボスミレ:林下で、今が光を浴びるチャンスとばかりに、咲きほこっています。
5. カンアオイ:里山で地味に咲きます。ギフチョウはもう羽化したでしょうか。

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2021.3.に出会った花達

タチツボスミレ、ヒサカキ、ヤシャブシ、キンキマメザクラ、ヤマザクラ、タチツボスミレ、ショウジョウバカマ、ハマダイコン、シュンラン、ミヤマシキミ、カンアオイ、ミスミソウの12種


2020.11.21

琴引浜からの近畿自然歩道には ウルシ科のハゼノキやヤマウルシが多く、松の緑の中でよく目立ち、輝いています。

2020.10.13

紅葉が始まりかけた近畿自然歩道
秋の花が咲き、実りの秋を迎えていますがー
酷暑の夏のせいでしょうか、松枯れが多くみられる
 

紅葉が始まりかけたヤマウルシ

今夏の酷暑のせいでしょうか、松枯れが多くみられる

アキギリが満開
アキギリアキチョウジも涼やかに咲く


リンドウも咲き出した
リンドウヤクシソウが風に揺れている














ガマズミ
ガマズミムベ


実りの秋だが、今夏の厳しい暑さのせいでしょうか
アラゲナツハゼ、アケビ、ムベ、アズキナシなどの実がとても少ない
ガマズミが真っ赤に輝いている

2020.10.13に自然歩道で出会った花達
ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、シロヨメナ、ヤクシソウ、ハマゴウ、コマツヨイグサ、マルバハギ、ツワブキ、アキギリ、リンドウ、アキチョウジ、ヒヨドリバナ、ヤマハッカ、ハマベノギク、トウテイラン、オケラ、コウヤボウキ、ミヤコアザミ?、アレチノギク?の19種



2020.9.16

丹後の花 トウテイランが遊歩道沿いにで咲いています。
笹やススキ、浜から打ちあがってきた発泡スチロールのゴミなどで群落が荒れています。
手を入れて、保護していく必要があります。



実りの秋
楽しみのアラゲナツハゼは今年は凶作でほとんど実をつけていません。
酷暑の夏が響いたのでしょうか。
シバグリは元気でたくさんの実をつけています。
里山の実りは楽しみですね。アケビ、ムベ、キノコ・… イノシシ、クマにご用心!



1. ヤマジノホトトギス 2. シラヤマギク 3. ホソバシュロソウ 4. オケラ 5. 収穫できたシバグリ

これから リンドウ、ツルリンドウ、アキギリ、ヤクシソウ等の花がひっそりと咲き、目を楽しませてくれるでしょう。

2020.9.19 近畿自然歩道と浜で出会った花達
ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、カワラナデシコ、オトギリソウ、コマツヨイグサ、ツユクサ、イヌハギ、マツヨイグサ、ハマゴウ、マルバハギ、ヒヨドリジョウゴ、コマツナギ、トウテイラン、ヌスビトハギ、シラヤマギク、ホソバシュロソウ、キンミズヒキ、ヒヨドリバナ、オケラ、タンキリマメ、、ヤマジノホトトギス、ヤマハッカ、クルマバナ、クズ、カラマツソウ、ウンラン、ハマベノギク、ハマニガナの28種



2020.8.25



上. ミミカキグサ:湿地に生える多年生の食虫植物 小さい黄色の花を咲かせている。
  地下茎や地上葉に捕虫嚢をつけてミジンコやプランクトンを採っている。
  花の後、果実を包んだ姿が耳かきに似ているので、ミミカキグサとか。

ハマベノギク




① ハマベノギク:可憐な花だが、暑い砂地にたくましく茎を広げている。
② センニンソウ:ツル性植物で、歩道で今花盛り。爽やかな花できれいだが有毒。咲き終わった後、そう果が長い羽毛状になり、
 それが仙人の鬚に似ているからこの名があるのかなと思っているのだがー
③ 歩道の縁はイノシシの掘り跡が。夜、モグラ、ミミズ、ユリの球根などのえさを求めて掘り返している模様。



2020.8.5

黄色のコオニユリが咲いています
秋の花が咲き出しました

コオニユリはオレンジ色と。 地元の方に教えてもらい黄色のコオニユリがあるのを知りました。

1. 漂着豆の芽:浜に流れ着いたマメ科の実から発芽しました。どこまで成長できるかな?
2. カラスザンショウ:10m以上の高木になり、下から眺めても花は見えない。遠くから望むと 傘のようになって咲いている。
3. カワラナデシコ:あちこちで可憐な花を咲かせている。
4. ツリガネニンジン:花が釣り鐘、根はニンジンのようです。
5. アキノキリンソウ:もう秋の花がー
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2020.7.16

浜に夏の花が咲きそろっています



白砂青松の浜に
ユウスゲの黄色 コオニユリのオレンジ、エゾミソハギのピンク
ハマゴウの紫、ネコノシタの黄色・・…と色彩豊かに咲きそろっています

ハマゴウのいい香り
秋に実る種をにおい袋に!
ハマゴウネコノシタ 葉の裏はザラザラ





湿地に咲くコオニユリ
コオニユリ
ウンランも咲き出した


砂丘のハマゴウ、ネコノシタに広がるアメリカネナシカズラ
どんどん広がり、取り巻かれ、枯れていっています。
どうしたものか、回復力を願うばかり。




2020.7.5

浜では 盆花の エゾミソハギが咲き始めました



湿地では モウセンゴケが小さい花をつけています


歩道や山では ネムノキの花が満開です


2020.7.2

ネイチャークラブハウスのユウスゲが咲き始める


夕方4時過ぎぐらいから花弁が開き始め、6時前には大きく開き、優雅な姿です。
暗くなると、いい香りを放ち、我を呼び集めています。
ユウスゲ(キスゲ)は一夜限りの花、みごとに咲きほこっています。大好きな花です。



2020.6.17-21

カキラン
湿地でカキラン咲き出す
たくさんの雑草が
茂る中で
株を増やし
たくましく伸び
柿色の可愛い花が
咲き出しています。
















ノハナショウブ
ノハナショウブ
浜や遊歩道の湿地で
清楚に
咲いています。





1. 里山ではササユリが優雅に  2. 樹林下ではイチヤクソウがかわいく
3.4. 湿地では ノハナショウブカキランが   5. 日当たりのいい遊歩道では カセンソウが咲き出しました

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2020.6.3

砂がどんどん運ばれ、砂丘が広がり、浜の植物が繁茂
ハマボウフウ、ハマヒルガオが広がる、琴引浜中央部

15年ほど前は、ここはハリエンジュが木立を作り、小鳥がさえずっていた樹林帯だった。
その樹木は砂に埋もれ枯死。
今は、このように砂丘が広がり、表面を海浜植物がおおっています。



西浜より 万畳、日本海を望む


1. トキソウ:崖の上の湿地帯に今年も咲いているのを確認。やはり高嶺の花。人は寄りつけません。
2. スナビキソウ:少なくなった感じ。アサギマダラが飛び回ってはいますが速くてー
3. ハマウツボ:花はウツボグサに似ていますが、これはカワラヨモギ等の根につく寄生植物。旬は過ぎていた。
4. アメリカネナシカズラ:暑くなると在来の植物に寄生して広がって来る寄生植物。ハマゴウが痛めつけられている。
5. ハマボッスブタナ:ハマボッスはサクラソウ科の在来のかわいい海浜植物。海岸のハマボッスと共にブタナがたくさん揺れている。
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浜までの駐車場に広がるブタナ
ブタナ
外来種の
オオキンケイギクと合わせて
ブタナ
すごい勢いで
増えている。
歩道、遊歩道、駐車場、広場
のみならず
海岸にまで進出して
揺れている。
日本在来のタンポポを
あまり見かけなくなり
このブタナが
風に揺れている光景が
あちこちで目につく。
外来種・オニハマダイコン
マンテマ、ニワゼキショウ
などと合わせて
浜にまで入ってきている。
在来の海浜植物が
駆逐されないかと
気がもまれる。




20.6.3 浜で出会った花達
ハマボウフウ、ハマヒルガオ、ハマニガナ、アメリカネナシカズラ、ハマウツボ、ハマベノギク、コマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、ハマボッス、トキソウ、スナビキソウ、ハマエンドウ、ハマナス、ブタナ、マンテマ、ニワゼキショウの16種


2020.5.27

ギフチョウの幼虫が カンアオイの葉をむしゃむしゃ
来年の春、見事に姿を変え 
春の女神になって飛び交うでしょう!
楽しみにしましょう!

ギフチョウ幼虫
















近畿自然歩道では、ささやぶの中で ササユリが匂いたち咲いています。
蕾もあちこちに
ササユリ



ササユリが鹿害に
平地のササユリは
シカが蕾を食べに来ているようで
このように
無残な姿になっています。
逃げていく、シカを
目撃しました。










湿地にはシライトソウがあちこちで清楚に咲く
ハイカーが感動!
笹薮にめげず、ハマナスが優雅に咲く

シライトソウ














つつましく、樹木の花が咲いている
1. アラゲナツハゼ:ブルーベリーに負けない美味しい実をつける
2. カマツカ:木が丈夫で鎌の柄に使われるとか。ウシコロシという別名も。
3. ツクバネウツギ:花の後の実がツクバネに似ている。
4. イタチハギ:クロバナエンジュとも。北アメリカ原産、全国に広がる。
5. ツルアリドオシ:常緑の小低木。樹林下で花、実共にペアでかわいい。

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2020.5.27 近畿自然歩道で出会った花達
ブタナ、ハマヒルガオ、ヒルガオ、ニワゼキショウ、シロツメクサ、トベラ、コマツヨイグサ、ホタルブクロ、ハマダイコン、ハマボウフウ、ミヤコグサ、スナビキソウ、ハマベノギク、ハマニガナ、ノアザミ、ハマエンドウ、マンテマ、コナスビ、ジシバリ、ニガナ、イタチハギ、スイカズラ、イボタノキ、アラゲナツハゼ、ヤマウルシ、ウツボグサ、ヤマツツジ、カマツカ、ツルアリドオシ、カキドオシ、ツクバネウツギ、カキ、ハマナス、ササユリ、シライトソウ、ヤマボウシ、ヒメハギ、ソクシンラン、カシワ、タツナミソウ、サワオグルマ、、トウバナの42種


2020.5.17

キンラン、エビネ 咲く

キンラン


笹刈りがされた
里山で
キンランが咲く
が、今年は株が少なく
花の数も少なく
元気がない
環境が大きく変わったせいか
気候のせいか
難しいものですね。

エビネ
旬を過ぎていたが、
あちこちで咲く

今年は
シュンランがたくさん元気に咲いていた





2020.4.8

浜で、1番に咲き出した イソスミレ

イソスミレ


















海岸のに生えるので、磯菫(イソスミレ)
強風に吹き飛ばされないように、深く根を張り、長さは1mに達することがある。
寒風に負けないように、葉は厚く光沢が強い。
自然海岸が壊され、どんどん少なくなり、限られた海岸でしか見ることができない。
京都府の絶滅危惧種に指定されている。
琴引浜でも 以前はたくさん見られたが、少なくなったように感じる。
大切に守っていきたいですね。

一緒に咲く アナマスミレ
アマナスミレ
礼文島のアナマの海岸で発見されたのでこの名が。
日本海側の砂浜や低山地に分布。
地下茎や根が長く伸び、葉は厚くて、つやがある。











遊歩道の湿地では、今、ショウジョウバカマが見ごろ
ショウジョウバカマ
























アップで見ると、ユリ科だと納得。

ショウジョウバカマ2
湿地の崖にへばりつくように
白から濃いピンクまで
多様な色合いを
楽しませてくれます。
どんどん茎をのばし、種を付ける頃には
シライトソウやカキラン、ササユリが
取って代わり
楽しめます。






里山や遊歩道では、イカリソウが咲きほこっています
イカリソウ濃いピンク






















イカリソウピンク



白から淡いピンク、濃いピンクまで、それぞれに美しいです。
蜜を吸いに、ギフチョウやキタテハ、ルリタテハ、ナミアゲハなどがやって来ます。

遊歩道、里山は光が差し込む今がチャンスと可憐な花が咲きそろっています。
華やかな桜もうれしいですが、そっと咲いている可憐な花にも 心惹かれます。

1. チゴユリ   2. ヒトリシズカ   3. ムベ 4. ミツバアケビ 3.4は秋の実りが楽しみです 5. シカに皮を食べられた!
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2020.4.8 歩道、里山、浜で出会った花達
タチツボスミレ、イカリソウ、ヒサカキ、ハマハタザオ、モチノキ、クサイチゴ、ジシバリ、ムベ、サルトリイバラ、ヤマザクラ、ミツバアケビ、ミヤマシキミ、イカリソウ、キジムシロ、シュンラン、ショウジョウバカマ、センボンヤリ、アオキ、チゴユリ、ヒトリシズカ、カンアオイ、スミレ、ハマダイコン、イソスミレ、アナマスミレの25種



2020.3.21

シュンラン
















里山で
樹木の葉が広がる前に 日の光を浴びていち早く咲き出したのが
スミレの仲間、シュンラン(上の写真)、カンアオイ
これから次々と
イカリソウ、エビネ、キンラン、ササユリ
と、初夏まで楽しみな里山です。

ショウジョウバカマ

















近畿自然歩道沿いの湿地では
ミスミソウ、ショウジョウバカマ(上の写真)がいち早く咲きました。
これから、ヒトリシズカ、アマドコロ、チゴユリ、シライトソウ
トキソウ、カキラン、ササユリ
と、季節の移り変わりを告げる花たちで楽しませてくれます。

1. 里山:笹が入り込み、繁茂していたのですが、貴重な動、植物を守ろうと地元の方の要望を受けて、府によって笹などの下草狩りが行われた。
日が入り、山野草が元気になることでしょう。
2. カンアオイ:枯葉の下で地味な花をつけています。右側、わかりますか? ギフチョウが待たれます。
3. ツルミヤマシキミ:雌雄異株 真っ赤な実をつけるが、有毒でシカ害にあわず元気
4. アオキ:美味しいのか、葉はシカに食べられ茎だけに。復活できるかな?
5. ミスミソウ:前回はまだ咲き初めだったが、今回はたくさんの花をつけていて嬉しかった。

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2020.3.21 里山、近畿自然歩道で出会った花達
タチツボスミレ、キンキマメザクラ、ミヤマシキミ、シュンラン、カンアオイ、ハマハタザオ、ヒサカキ、ヤシャブシ、アオキ、キジムシロ、ショウジョウバカマ、ミスミソウ、ハマダイコンの13種


2020.3.3

近畿自然歩道の休眠していた植物が目覚め、早春の花に出会えました   

ヤシャブシ
左. ヤシャブシ:独特の黄緑色でよく目立ちます。触ると花粉がいっぱい飛びます。
1.2. ミスミソウ:減ってきている感じ、が白、ピンクのかわいい花が見られ一安心
3. ヒサカキ:春一番にかわいい花をつけます。
4. キジムシロ:咲き出しました。雉がむしろに使うのかな?面白い名前。
5. ハマダイコン:庭の育ったのを引いてみると栄養がいいのか結構大根になっている。
6. フキ:もうかなり開いてしまっている。
7. ツクシ:かなり伸びている。
他には、タチツボスミレが今がチャンスと日の光を受けてあちこちで咲いている。


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2019.10.25
 
秋も深まり、リンドウアキギリがひっそりと咲いています
実りの秋、
可愛い実をつけています
リンドウ


左.リンドウ:湿地の岩場でたくさん咲いていて嬉しくなりました。
右.ノブドウの実:つる性の落葉樹 実は青、緑、紫、白といろいろに色づき美しい。ブドウとはいえ食べられない。

1. ツワブキ:歩道、里山、浜の岩場などあちこちで明るく、強く咲いている。
2. アキギリ:旬は過ぎたが、歩道でひっそりと咲いている。株は増えている。
3. リンドウ:紫色が濃い。濃淡の花が見られる。
4. コマユミの実:ニシキギの枝にひれのないものがコマユミ。紅葉が美しく、実もかわいい。
5. ミヤマシキミの実:暗い林の中で真っ赤な実が目立つ。美しいが有毒である。

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2019.10.25 歩道で出会った花
ツワブキ、アキノキリンソウ、ツリガネニンジン、オオアワダチソウ、カワラナデシコ、ヤクシソウ、シロヨメナ、アキギリ、ヤマハッカ、リンドウ、チョウジソウ、ヒヨドリバナ、ハマベノギクの13種



2019.9.5

 秋の花に移り変わりました

トウテイラン
(左)
京丹後の花
トウテイランが満開
万畳の手前の斜面に株を増やし
たくさん咲いています。
大切に守り育てていきましょう。
きれいな瑠璃色
中国の洞庭湖は
今でもこんなきれいな色の水を
たたえているのかしら?













(下)
ウンラン
ハイネズの群落の下から
負けじと
元気に顔を出しています。
砂浜にも広がっていますよ。
(下右)
浜ではたくさんのチドリが
元気に走り回り、
餌をついばんでいます。
愛らしい姿です。

ウンラン






2019.9.5 歩道と浜で出会った花
オトギリソウ、アキノキリンソウ、カワラナデシコ、ツリガネニンジン、センニンソウ、コマツヨイグサ、カエデドコロ、オオマツヨイグサ、ハマゴウ、ツユクサ、ネコハギ、コマツナギ、マルバハギ、カラマツソウ、シラヤマギク、イヌタデ、キンミズヒキ、ママコノシリヌグイ、ヘクソカズラ、トウテイラン、ウンラン、ハマベノギク、ミヤコグサ、ミミカキグサ、エゾミソハギの25種



2019.8.18

夏の花も終わりがけです

ハマゴウ
左. ハマゴウ:浜を這い薄紫の涼やかな色と香りで
  浜を彩ります。
 実が出来てきています。
 乾燥した実は、におい袋や枕に利用されます。

ハマゴウの花アップ


 ネコノシタももう終わりがけ 葉がネコの舌のようにザラザラ
 一度触るともう名前を忘れません。              

ネコノシタ

ミミカキグサ
湿地は、トキソウ⇒カキラン⇒モウセンゴケ⇒ミミカキグサ
と順に楽しませてくれました。最後の花ももう終わりがけで、はかなく咲いています。


2019.7.4

湿地で夏の花が咲き出しました

カキラン


左. カキラン:日当たりのいい湿地に育つ。
  柿色に内側の紅紫色の斑紋が粋。下から見上げると美しい。
  
右. ノハナショウブ:浜や山野の湿地で咲き始めた。
  ハナショウブの原種
  園芸種のハナショウブやアヤメ、カキツバタほどあでやかではないが
  楚々として美しい。基部の黄色がおしゃれ。

1. エゾミソハギ:浜の水がしみ出している岩の割れ目などに根を張り
  鮮やかなピンクの花をつける。
  ミソハギは無毛だがエゾミソハギは短毛がある。
  どうして蝦夷とつくのか調べたがよくわからない。
  北海道で見つかったのでしょうか?北海道に多いんでしょうか?
  京都では自生地が限られていて、絶滅危惧種に指定されている。
  琴引浜ではたくさん自生していて、お盆に向けて、岩場を彩る。
2. カキラン:歩道の湿地で、雑草に負けないでたくさん株を増やしていてうれしい。

3. カセンソウ:日当たりのいい山野に自生している。
  歌仙草といい名前。パッと開きかわいい。

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2019.7.4 山野と浜で出会った花たち
ノアザミ、ウツボグサ、ノハナショウブ、ニワゼキショウ、コナスビ、ネジバナ、テリハノイバラ、カタバミ、コマツナギ、アメリカネナシカズラ、カワラマツバ、ナミキソウ、カセンソウ、ドクダミ、ホタルブクロ、ユウスゲ、ヤマツツジ、コオニタビラコ、ミヤコグサ、ヤマブキショウマ、コウゾリナ、ヒメジョオン、カキラン、オカトラノオ、トウバナ、クルマバナ、カラマツソウ、ヌスビトハギ、エゾミソハギ、ハマボッスの 30種



2019.6.4

ハマウツボ
ハマウツボがちょっと旬を過ぎて、
あちこちにひろがっています。
カワラヨモギの根に寄生する、寄生植物
カワラヨモギの青緑とハマウツボの紫の
配色が上品です。

1. トキソウ崖上の湿地で生息範囲を広げています。
  まさしく、高嶺の花 どんどん広がっていくといいですね。
2. ハマボウフウ:砂浜に広がり、大きな花を悠々と広げています。
3. ツルナ:元気に広がり、黄色の小さな花をつけている。
  葉は果肉質で美味しいですが、花が咲くと硬いです。
4. アメリカネナシカズラ:6月になると勢力を広げ、
 浜の植物を痛めつけます。
 ハマゴウ、ネコノシタなどがやられています。
 1973年に東京の多摩川で発見されたらしいが、
今は全国に広がり、要注意外来生物に指定
日本の在来種を痛めつけています。

外来種といえば
空地や道端、里で、要注意外来生物に指定されているブタナ
特定外来生物・日本の侵略的外来種ワースト100のオオキンケイギク
今花盛り。一見きれいですが、日本の在来種が侵略されてきています。各自治体が栽培、移植しないように注意喚起されていますがー。

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2019.5.26

夏の花が咲き出しました

ササユリ近畿自然歩道、里山では
彩り豊かな春の花が終わり寂しくなりました。
その中で凛と目立つのはササユリ
竹藪の中で負けじと背を伸ばし見事に咲いています。

1. ササユリの蕾が、でも早くできたのは、葉と共に蕾も鹿にかじられています。
2. 無残に食べられています。こんなのが数本、残念!… 美味しいんでしょうね。
3. イタチハギが満開 クロバナエンジュとも。アメリカ原産でマメ科特有の窒素固定による肥料木としても有用で法面緑化に輸入された。が繁殖力が強く在来種の植物の生育を阻害。日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。

 湿地ではシライトソウが咲き出しています。

4.5. ギフチョウの幼虫 葉が食われているカンアオイを裏返してみるとギフチョウの幼虫が!
 3令、4令ぐらいの幼虫がいました。春にお目にかかりましょう!




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ハマヒルガオ浜では
左.ハマヒルガオ
1. トキソウが湿地の岩場の高ーい所に。まさに 高嶺の花!
2. ハマボッスが西の浜に群落をつくり満開

ユウスゲが2輪、スナビキソウが咲き始めました。アサギマダラはまだかな?
これから順に
ノハナショウブ
ユウスゲ
コオニユリ
エゾミソハギ
と、目立つ花が咲きそろい

湿地では
トキソウ
カキラン
モウセンゴケ
ミミカキグサとひっそりとかわいく花を咲かせていきます。
海、温泉、キャンプと共に花の楽しみもありますよ。

2018.5.27 歩道、浜で出会った花
ノアザミ、マンテマ、ブタナ、ハマハタザオ、イボタノキ、コナスビ、ハマヒルガオ、ニガナ、ジシバリ、コマツヨイグサ、トベラ、スイカズラ、カタバミ、ニワゼキショウ、イタチハギ、ヤマウルシ、アラゲナツハゼ、シバグリ、ハリエンジュ、ウツボグサ、ヤマツツジ、カマツカ、アリドオシ、ツクバネウツギ、タツナミソウ、コマユミ、ハマナス、ホタルブクロ、ササユリ、ソクシンラン、ヤマボウシ、クサハギ、ハマボッス、スナビキソウ、ハマダイコン、ユウスゲ、ミヤコグサ、トキソウの38種



2019.5.7

キンランが! エビネが!美しく咲いています
琴引浜の里山は植物の宝庫です
みんなで守っていきましょう!

キンラン


1. 2. キンラン:絶滅危惧種に指定されている。なん株かが咲いているのが確認でき、嬉しい。
菌と共生しなければ生きられないので持って帰っても育てられない。大切に見守りましょう。
3. エビネ:ハチが吸蜜に。株を増やしているようでうれしい。
4. レンゲツツジ:昨年見つけたときはたくさん花をつけていたが、今年は少ない。やさしい色合いがすてき。
5. コバノガマズミ:あちこちで満開。清楚でかわいい花。真っ赤な実をつける。昔昔小学校の帰りよく酸っぱい実をかじりました。
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2019.4.27と5.7に里山、歩道、浜で出会った花
アマドコロ、イカリソウ、モチノキ、タチツボスミレ、サルトリイバラ、クヌギ、ムベ、コナラ、ミツバアケビ、ギンリョウソウ、クサイチゴ、ニガナ、コバノミツバツツジ、アズキナシ、ウワミズザクラ、ジシバリ、ヤマツツジ、カンアオイ、チゴユリ、ヤブシキミ、エビネ、コオニタビラコ、タブノキ、ハマハタザオ、アキグミ、ハマエンドウ、シロバナタチツボスミレ、マンテマ、ノゲシ、キジムシロ、シュンラン、スミレ、クサハギ、ヒトリシズカ、ウマノアシガタ、センボンヤリ、ノアザミ、レンゲツツジ、コバノガマズミ、コナスビ、ツクバネウツギ、キンラン、ナナカマド、ハリエンジュ、コマツヨイグサ、ハマニガナ、ブタナの47種



2019.4.27

ヒトリシズカ













ヒトリシズカ
山の斜面に群落があるのを発見
ギンリョウソウ:乾燥気候のせいか、今年はあまり見かけない。


2019.4.16

京都市西京区にある小塩山に自生するカタクリと生息するギフチョウの保護を中心に、西山の自然を守りたいと願うボランティア団体「西山自然保護ネットワーク」の5人の有志の方が琴引浜のギフチョウや花、ハチの視察に来られ、そこで観察された花や虫の写真を贈って頂きました。
 私たちでは撮ることができない見事な接写写真で、琴引浜の素晴らしさをより実感させられました。
 了解を得て、ここで紹介させていただきます。写真はすべて西山自然保護ネットワークの皆さんより提供されたものです。

西山自然ネットワーク有志の皆さん
上:イソスミレを観察される西山自然保護ネットワークの皆さんと
 案内人のMさん

中:砂地にたくましく、可憐に咲くイソスミレ

下:イカリソウに吸蜜するギフチョウ

  京都府でわずかの場所でしか生息していない、絶滅危惧種のギフチョウです。この豊かな自然環境に誇りを持つとともに、地域の皆さんで大切に守って行きましょう。











イソスミレ






















ギフチョウ1. カンアオイの花:ギフチョウの幼虫はこの種類の葉しか食べません。
  葉の下で咲く地味な花で、気が付かないことが多いのですが、なかなか 渋い花ですね。

2. ハマハタザオ:これからどんどん咲いていく清楚な花です。咲き終わると旗を揚げるように高く伸びていきます。

3. スミレサイシンの蜜を吸うギフチョウ:幼虫はウマノスズクサ科のカンアオイしか食べませんが、成虫はその時期に咲くいろいろな花の蜜を吸っているようです。スミレ、イカリソウ、サクラなど。小塩山のギフチョウはカタクリやスミレかな。甘いジュース、どれがお好みなのかな?

4. カンアオイに産卵するギフチョウ:すごいシャッターチャンス!

5. ギフチョウの卵:2mmぐらいの大きさです。

6. ホクダイコハナバチのホバリング:このハチが巣をつくっているのは自然環境が豊かな証拠だそうです。こんな写真が撮れるのもすごい!

7. ホクダイコハナバチに寄生する蜂だそうです。こわっ!

8. マルハナバチが吸蜜:ふわふわでかわいいですね。
9. 西洋ミツバチが吸蜜

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たくさんの貴重な写真をありがとうございました。楽しませていただきました。



2019.3.23

春を告げる花 ミスミソウが樹林下の湿地で楚々と花を咲かせています。

ミスミソウ


春一番、他の草木が葉を広げる前に太陽を浴びて、タチツボスミレがあちこちで咲き誇っています。
タチツボスミレ





スプリングエフェメラル(春の妖精)とも呼ばれる、ユリ科のショウジョウバカマも湿地で咲き出した。
葉っぱが何かにかじられているのがけっこうある。食べないでね!
ショウジョウバカマ


2019.3.23 近畿自然歩道で出会った花
タチツボスミレ、ヒサカキ、モチノキ、ショウジョウバカマ、ヤシャブシ、コタチツボスミレ、ミスミソウ、クサイチゴ、ハマダイコン、キンキマメザクラ、ムベ,シュンランの12種
これからどんどん春の花が咲き誇ります。うれしいなぁ!



2018.11.28

コシアブラ
左:コシアブラの紅葉
   大きな複葉がクリーム色に 
   この透け感がすてきで好きです。

下左:タカノツメの紅葉
   3枚からなる複葉はきれいな黄色に染まる。
   元には 鷹の爪そっくりの冬芽が準備されています。

下右:アキノキリンソウ
  今年は暖かく、まだ秋の花がきれいに咲いている。


2018.11.29 歩道で出会った花

 ツリガネニンジン、シロヨメナ、カワラナデシコ、ヤクシソウ、ツワブキ、アキノキリンソウ、ヤツデ、ハマベノギク、ヤブツバキ、コマツヨイグサの10種





タカノツメ






2018.11.6

花は少なくなり、紅葉の季節になりました

紅葉
左:ハゼノキヤマウルシなどの紅葉が美しい
下左:花の少ない時期、ツワブキの花が旬を迎え、鮮やかな黄色が目立ちます。
下右:トウテイランがまだ咲き残っていて、美しい藍色に魅せられた。
   中国の洞庭湖はこんな美しい湖なのでしょうか。
   

2018.11.6 歩道で出会った花
ツワブキ、ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、ヤクシソウ、シロヨメナ、カタバミ、コマツヨイグサ、カワラナデシコ、セイタカアワダチソウ、イヌタデ、トウテイラン、ヤツデ、コウヤボウキの13種






ツワブキ



2018.10.25

秋も深まりました。秋最後の花が可憐に  実りの秋です

リンドウ
リンドウは今が旬 あちこちで美しく咲く

1. リンドウ:湿地にたくさん花をつけています。こんなにあったのかと嬉しくなりました。
2. ツリガネニンジン:あちこちにかなり長い期間咲いています。花が釣り鐘状、根っこがニンジンのように太くなります。
3. ヤクシソウ:今が旬。たくさんの黄色い小花を風に揺らせています。
4. センブリ:しばらく見なかったが、今年は1本見つけることができた。
5. オケラ:花がよく似たコウヤボウキはたくさんあるがオケラはわずかだ。
















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実りの秋  ムベが実っています           口を開けるアケビもたくさん実っています
ムベ


赤い実があちこちで見られます
アズキナシ
左:アズキナシが枝いっぱいに小豆のような実をつけています

1. カマツカ赤い実
2. ナナカマド赤い実
3. サルトリイバラ赤い実
4. モチノキ赤い実
5. ミヤマシキミ赤い実

他にも、ガマズミ、コバノガマズミ、ニシキギ、マユミ、ツルウメモドキ、マサキ、テリハノイバラなども赤い実を実らせている。


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2018.10.25 近畿自然歩道で出会った花
カワラナデシコ、ヤクシソウ、ツワブキ、ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、コマツヨイグサ、シラヤマギク、オオアワダチソウ、コウヤボウキ、シロヨメナ、リンドウ、ヤマハッカ、イヌタデ、アキギリ、ヒヨドリバナ、センブリ、カセンソウ、タチツボスミレの18種


2018.9.21

秋の花が浜辺で静かに咲いています

トウテイラン
トウテイラン(洞庭藍)
 今が旬です。
 京都府レッドデータブック2015で、絶滅危惧種に指定されている。
 中国の洞庭湖の水のように美しい藍(あい)色の花をつけることからトウテイランと。蘭の仲間ではなく、オオバコ科。
 京丹後市の花に指定されている。
 この夏の日照りで瀕死の状態になっていたが、その後の雨で
回復し、琴引浜を見下ろす砂丘で美しく咲いている。
  大切に見守っていきたい。














ハマゴウハマゴウ
 旬は過ぎ、いい香りの実をつけている。
 このようにまだ美しい藍色に咲き残っているのも見られる。
 常緑小低木で、たくましく浜を這い、浜に広がっている。
 いい香りがするから「浜香」がハマゴウに?
 浜を這うからハマゴウに?




ネコノシタネコノシタ
 かわいい黄色の花を咲かせ、浜に広がっている。
 葉を触ると、名前の由来がすぐわかる。
 なるほど!ネコの舌のように ざらざら










ハマベノギクハマベノギク(浜辺野菊)
 岩場に咲いていることが多いが、琴引浜では浜に枝を伸ばし広がり、先に薄紫と黄色の美しい花をつける。秋にお似合いの花だなあと感じる、私のお気に入りの花です。

1. ハマベノギク(アップ):花の少ない時期、いろいろな蝶が来ています。よく見ると花の下に発泡スチロールが。今問題になっているマイクロプラスチックが植物の下にも集まっています。

2. ウンラン:夏の日照りで黒く枯れていて心配していたが、少なくはなっていたが復帰してかわいい花をつけている。海蘭と書くが蘭の仲間ではなくオオバコ科。花が蘭に似ているからか。
 京都府レッドデータブック2015で準絶滅危惧種に指定されている。近畿では絶滅した自生地が多いそうです。

3. ハマニガナ(浜苦菜):花期は長くあちこちで咲いている。葉がイチョウに似ることからハマイチョウとも。

4. ツルナ:新芽や葉が肉厚で食用になる。ハマジシャとも。小さい花をつけ元気に広がっている。熱帯から温帯の海岸にある。海流散布する植物

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2018.9.20 浜と歩道で出会った花たち
エゾミソハギ、オトギリソウ、ママコノシリヌグイ、ウンラン、ミヤコグサ、ハマゴウ、ハマベノギク、ネコノシタ、ツルナ、トウテイラン、ホソバシュロソウ、シラヤマギク、マルバハギ、カエデドコロ、アキノキリンソウ、センニンソウ、ヒヨドリバナ、カセンソウ、センボンヤリ(閉鎖花)、ヤマハッカ、クルマバナ、カワラナデシコ、アキギリ、イヌハギ、ハマニガナ、ヤマジノホトトギス、キンミズヒキ、ツリガネニンジン、ナミキソウの29種



2018.7.10

浜の花
浜の夏の花が見ごろです!

ユウスゲ
コオニユリ
エゾミソハギ
カワラナデシコ
ネコノシタ
ハマゴウなど

黄色、オレンジ、赤紫、ピンク、紫と色とりどりですよ。

とりわけ
1日花のユウスゲが目を引きます。





2018.6.23

カキランが見頃! 湿地のあちこちで可憐な花を咲かせています
カキラン


エゾミソハギ
露天温泉のすぐ横で、ノハナショウブ、エゾミソハギが揺れている。
おじいちゃんと孫が語らいを
平和な光景です。

花と共に
それに集まる小さな虫たちにも目が向きます。

アオスジアゲハ
カラスアゲハなどのちょうちょたち
ハナアブ
ハナバチなど花に集まる虫たち
名前や生態がわかると
もっと身近に楽しくなるでしょうね。


アオスジアゲハ
カラスアゲハ


2018.6.10

里山にて

里山
であちこちに咲くササユリ いい香りがし気品を感じます。   
1枚葉や、花をつける前の幼いのもあちこちに見られます。
花をつけるまでには5年以上かかります。
近い将来、ササユリが咲きあふれる里山になると楽しみにしています。
ところが、近くにはシカの親子の足跡がくっきりと。
獣害が心配です。
どう対策するかを考えねばならないでしょう。
他の地域の様子を知り、対策はしっかりしておかねばと思います。

ササユリ





ギフチョウの幼虫
ここは、春、ギフチョウが舞う里山
食べ痕があるカンアオイの葉っぱが
落ちていたので拾ってみると、
裏にギフチョウの幼虫がいた!
もうさなぎになろうとしている5齢幼虫
臭い角を出して脅かしています。
そっと枯草の中に返しておきました。

来年、春の女神になっている姿でお会いしましょう!









近畿自然歩道や浜にて

イチヤクソウ
イチヤクソウ
 旬を過ぎた花
  シライトソウ:今年は湿地でたくさんの花を咲かせて見事でした。(下1)
  トキソウ:今年は花が少ないです。
     

旬を迎えている花
  山手では、イチヤクソウ、ウメガサソウ、テイカカズラ(下3)、ウツボグサ(下2)など
  浜では、ノハナショウブが美しく咲きほこっています。

これから旬を迎える花
  湿地では、カキラン(下5)
  浜では、エゾミソハギ(下4 ♨の近くで1本だけ咲いている)、ユウスゲ

    海遊びと共に、浜を彩る花たちも楽しんでくださいね。













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2018.6.10
近畿自然歩道や浜で出会った花たち
ノアザミ、ハマヒルガオ、ハマボッス、ウツボグサ、ミヤコグサ、アレチノコマツヨイグサ、ホタルブクロ、ノハナショウブ、テリハノイバラ、コナスビ、ネジバナ、シバグリ、ヤブコウジ、イチヤクソウ、アラゲナツハゼ、ソヨゴ、オカトラノオ、ヤマツツジ、ササユリ、タツナミソウ、クマノミズキ、ウメガサソウ、ユウスゲ、カワラマツバ、イボタノキ、タイトゴメ、テイカカヅラ、シライトソウ、カラスザンショウ、ソクシンラン、コウゾリナ、ドクダミ、タツナミソウ、アカメガシワ、ハマボウフウ、アメリカネナシカズラ、ツルナ、ハマウド、ハマエンドウ、ナミキソウ、、スナビキソウ、トキソウ、モウセンゴケ、エゾミソハギの44種



2018.6.2

ノハナショウブ、ユウスゲ、コオニユリ、エゾミソハギなど、浜の夏の花はこれから次々と咲き出します。お楽しみに!

湿地の植物、トキソウが咲き出す。
砂浜、砂丘ではハマボッス、ハマウツボ、スナビキソウなどが終わりかけです。
外来種のオニハマダイコンが勢力をつけてきています。見つけたら抜き取りましょう。

近畿自然歩道ではササユリ、シライトソウが旬でつつましく咲きほこっています。

 一方、道路わきに風に揺れ咲きほこっているオオキンケイギク。北米原産の多年草で、きれいですが、とても強く、在来種を滅ぼしてしまうほどはびこってきました。「広報 京丹後市」でも呼びかけられていますが、駆除していくことが大切だと思います。



2018.4.27

里山は花の宝庫

琴引浜背後の砂丘に広がる「二次林・里山」は、今まだ下草に光が差し込み、かわいい花を咲かせています。
改めて、琴引浜はジオも植物も魅力的なところだと実感しています。
こういう里山がどんどん消えていきつつある現在、大切に守っていかなければという思いを強くしました。
こういう条件でしか育たない貴重な植物たち、庭に持っていっても育ちません。
絶対に採ってはいけません。大切に守っていきましょう。

イカリソウ 濃いピンク、淡いピンク、白と多様です。旬はすぎました。
イカリソウ

エビネ 色合いが微妙に違います。 今が旬。
エビネ











キンラン 
キンラン
絶滅危惧種に指定されている。
キンランは人工栽培はきわめてむずかしい。
それは単独では生きられないから。
キンランと共生関係を成立させる
外菌根菌が共生していなければ生育しないからである。

(参考ーウィキペディア フリー百科事典)
持ち帰っても育ちません。
絶滅しないように環境を守っていかなければなりませんね。































ギンリョウソウ まさしく幽霊草


ササユリも花芽をつけています。楽しみ!シカに食べられませんように。


シカにかじられたシュンラン 獣害が心配です。


樹木も白い花を咲かせて虫を集めています。

アズキナシ 緑と白がさわやかで目を引きます。今、満開。実も小豆のようでかわいい。


ウワミズザクラ 旬は過ぎ、実になりつつあります。 若葉や蕾、実などを天ぷら、塩漬け、果実酒などいろいろ珍味として楽しまれているそうな。


ナナカマド 今が満開


2018.4.27 琴引浜で出会った花たち
イカリソウ、モチノキ、スミレ、アマドコロ、タチツボスミレ、ギンリョウソウ、ムベ、ミツバアケビ、アケビ、サルトリイバラ、クサイチゴ、クヌギ、コナラ、ツクバネウツギ、コバノガマズミ、スノキ、アズキナシ、ヤマツツジ、ニガナ、センボンヤリ、コタチツボスミレ、キジムシロ、ヘビイチゴ、ナナカマド、クサフジ、エビネ、キンラン、コマユミ、シャクナゲ、ジシバリ、アキグミ、ノアザミ、コウゾ、モチノキ、ハマハタザオの35種


2018.3.29

花の季節になりました。

 早春。里山にキンキマメザクラヤマザクラがしとやかに咲き、
地上には「今、私たちに太陽を!」とばかりに、タチツボスミレが一面に咲きほこっています。
 湿地はショウジョウバカマが満開を迎え、樹林下でミスミソウ春蘭がひっそりと咲いています。
 華やかさはないですが、歳を重ねるとこういう風景にホッとします。

 ヤマザクラ
ヤマザクラ  ショウジョウバカマ



1. ヒサカキ:春1番に花をつける樹木です。
2. クロモジ:地味な花ですが香りで主張しています。
3. ミスミソウ:今年はたくさんの花を咲かせていて嬉しくなりました。
4. シュンラン:ひっそりと咲き始めました。
5. 松ヤニ:樹木の傷ついたところを守っている松ヤニ。これが何万年と時を経ると宝石のコハクになります。
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2018.3.29に近畿自然歩道で出会った花たち。
ヤシャブシ、タチツボスミレ、ヒサカキ、ヤマザクラ、キンキマメザクラ、クロモジ、シュンラン、キジムシロ、ヤブシキミ、ショウジョウバカマ、フキ、イカリソウの12種



2017.11.27

ツルリンドウの実


左. 10月に花を咲かせていたツルリンドウがかわいい実に
上. コシアブラの紅葉

1. コシアブラ:透明感のあるクリーム色が秋空に冴えます。
2. タカノツメ:ライトのように山道を照らし、目を引きます。
植物観察で定期的に歩いている近畿自然歩道ではハゼノキ、ヤマウルシ、ナナカマドの紅葉もきれいですが、よりこの黄葉に心惹かれます。
3. タンキリマメの実:あちこちで木にからまり、実をはじかせています。赤の袋にピカピカの種がかわいい。
4. リンドウ:ひっそりとまだ花を咲かせていた。



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2017.11.27 歩道で出会った終わりかけの花たち
カワラナデシコ、ヤクシソウ、シロヨメナ、アキノキリンソウ、コマツヨイグサ、ヤツデ、リンドウ


2017.10.9

tururindo
秋の花は青紫系の花が多いですね。
思秋期、もの悲しさ、さみしさを感じてしまいます。
が、清楚で美しく、心惹かれます。

左. ツルリンドウ:湿地の崖の斜面に垂れ下がり、気品ある花を咲かせている。赤い実も楽しみ。
1. アキギリ:シソ科にしては花が大きく、紫色が美しい。自然歩道沿いに増えてきている。
2. アキチョウジ:並んだ丁字形の花がかわいい。
3. ヤマハッカ:花は小さいが、蜜はおいしいらしい。たくさんのスズメガがブンブンとホバリングしながら蜜を吸っている。
4. オケラ:自然歩道にコウヤボウキはたくさんあるが、オケラはめずらしい。若芽はおいしいらしい。
5. シロヨメナ:ヨメナは薄紫だがこれは白い花。今あちこちで、シラヤマギクやヨメナ、ハマベノギクなど野菊が可憐に咲いている。





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2017.10.9 歩道、浜で出会った花
ツリガネニンジン、カワラナデシコ、コマツヨイグサ、シロヨメナ、ヤクシソウ、ヨメナ、マルバハギ、アキノキリンソウ、アキノノゲシ、イヌタデ、ツユクサ、キンミズヒキ、アキギリ、ヤマハッカ、シラヤマギク、ツワブキ、オケラ、ツルリンドウ、ホソバシュロソウ、アキチョウジ、ヒヨドリバナ、サワヒヨドリ、セイタカアワダチソウ、クルマバナ、ハマベノギク、ウンラン、ハマゴウ、ハマニガナの28種



017.8.21

オトギリソウ
  ウンラン


ハマゴウの花の時期が終わりかけ、それに代わってオトギリソウ、ハマベノギク、ウンランが花を咲かせています。これからハマゴウが香りのいい実をつけます。この実を乾かして枕に入れるといい夢を見るとかー
清涼感のあるいい香りがします。漢方薬としても利用されます。

キカラスウリ
早朝に撮ったキカラスウリの花
よくからまずに花びらを開くことができるなあと感心します。












2017.7.30

浜を見下ろす白滝の湿地帯にはいろいろな花が咲きあふれ、海水浴客を歓迎しているようです

エゾミソハギ
エゾミソハギ
 湿原によく群生する多年草
 白滝の湿地帯や岩の割れ目にかわいく咲いています
 お盆の頃に咲くので、盆花として仏前に供えられる
 ミソハギとは葉の付き方や毛のあるなしで区別できる
        






カワラナデシコ
カワラナデシコ
コオニユリ
エゾミソハギ

が仲良く









コオニユリ
コオニユリ
 オニユリにあるむかごがないので区別できる











ユウスゲ
ユウスゲ
 夕方可憐に開く1日花です
 朝行くとこのようにもう閉じています











ハマゴウ
ハマゴウ
 
砂浜では
ハマゴウ
ネコノシタ

 が満開を迎えています








キカラスウリ
キカラスウリ
 琴引浜で初めて見ました
 観光部のガイドをやっておられる方が見つけられた

 黄色っぽく花が小さいのでこれはキカラスウリ
 雌雄異株でこれは雄株
 雌株には瓜のような黄色の実をつける

 小さいころ母と一緒に懐中電灯を持って
カラスウリのレースの様な繊細で優雅な花を見に行ったのを懐かしく思い出した
蛾を呼ぶために夜開く花
この写真は朝撮ったのでしおれている

カラスウリは真っ赤な実をつける


今、こんな花のある光景が見られますよ。



2017.7.5

エゾミソハギ

浜では初夏の花が咲き、
盛夏の花が咲き始め

皆様をお出迎えしています。

目立つ花は、
ノハナショウブ ただ今ピーク
ユウスゲ 
もうすぐピーク
エゾミソハギ、コオニユリ 
咲き始め

よく見ると、
モウセンゴケ、カキランなどもかわいい花をつけています。











で:
1. ノハナショウブ   2. エゾミソハギ 
3.4. アメリカネナシカズラ:こんなにも広がってきています。よく見ると花はかわいいですね。
山手の歩道で:
5. カキラン:ずいぶん株をふやし、花をつけています。うれしいです。
6. カセンソウ  7. シモツケソウ
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2017.7.5 歩道、浜で出会った花
アカメガシワ、ウツボグサ、ノアザミ、ハマボッス、ユウスゲ、ノハナショウブ、テリハノイバラ、ミヤコグサ、アキノキリンソウ、エゾミソハギ、コマツナギ、コオニユリ、カワラマツバ、ネムノキ、カセンソウ、カワラナデシコ、コマツヨイグサ、、ヤマツツギ、カラマツソウ、オカトラノオ、ネジバナ、ヤマニガナ、ムラサキニガナ、シモツケソウ、ホタルブクロ、ヒメジョオン、ヤマハッカ、ヌスビトハギ、アキチョウジ、ドクダミ、カキラン、シラヤマギク、ナミキソウの33種



2017.6.2

樹林下でかわいい花が咲いています

ウメガサソウ


左. ウメガサソウ  右. イチヤクソウ


 浜も野山も外来植物が在来種をおびやかしています。道端ではオオキンケイギクブタナが咲きあふれていますね。目立つ黄色で風に揺れている様はきれいですが外来種で近年どんどん勢力を広げています。
 浜でももうアメリカネナシカズラが広がってきて(黄色でつる状)ハマゴウやネコノシタがやられています。(下左)
 オニハマダイコンも大きく葉を広げてきました。2種類の種(地面に落ちる種と波に流され広がる種)をもちたくましく全国に広がっています。(下右)
 簡単に抜けますので見つけると抜いているのですがー。撲滅大作戦が行われている浜がありますね。
アメリカネナシカヅラ

 


2017.5.27

トキソウ
浜の花が次々咲きだしましたよ

左. トキソウ:日当りの良い湿地に育つ。琴引浜にはそんな自然環境があり貴重な花が育つ。
        モウセンゴケが下部で毛氈を広げている。もうすぐ咲き出します。

1. ハマヒルガオ:たくましく浜に広がりピンクの花がきれい!が砂地の畑にも広がり、メロンを育てておられる方が厄介者だと嘆いておられたのを思い出す。
2. ハマボッス:払子(ほっす)を振り上げたように砂地や岩の割れ目で今を盛りに咲いている。
3. ハマボウフウ:葉も花も大きく浜に広がる。風を防ぐ?風邪を防ぐ?薬になるらしい。
4. ハマウツボ:東の浜に広がってきている。カワラヨモギに寄生。花が靭(うつぼ)に似ていることから。
 山手ではウツボグサが満開です。
5. スナビキソウ:咲き出しました。アサギマダラがぼちぼちやって来ています。
浜には
ハマニガナ、ハマエンドウ、ハマナス、ハマベノギクなども咲いています。


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ササユリ

山手では 樹木の新緑が輝き、白い花を咲かせ、虫がブンブン飛び回っています

樹下では 木漏れ日を受けて、可憐なササユリ、シライトソウが咲き 魅了されます


1. アラゲナツハゼ:今年は豊作になるでしょうか。秋が待たれます。
2. カマツカ:求めていた木を見つけることが出来ました。花は終わりがけです。材が丈夫で、鎌などの柄に用いられることから。
3. ヤマボウシ:見事に咲く木を2本見つけました。
4. ウツギ:ピンクのタニウツギが終わり、白色のウツギ(卯の花)が6月に咲く。
5. イタチハギ:北アメリカ原産の外来植物。クロバナエンジュの別称。イタチに似る?
他に白い樹木の花、イボタノキ、シバグリ、クリ、ツクバネウツギ、ホオノキ、エゴノキ、トベラ、ソヨゴなどが咲く。

6. シライトソウ:ユリ科。白糸のように繊細です。
7. あわれササユリ:虫や鹿に食べられたり、人間に草刈されたりと可哀そうな姿もたくさん見られる。



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2017.5.27 歩道や山手、浜で出会った花
ノアザミ、クローバー、コナスビ、ニガナ、コメツブツメクサ、イワニガナ、ハマヒルガオ、ハマボッス、マンテマ、タビラコ、トベラ、ニワゼキショウ、コマツヨイグサ、スイカズラ、ブタナ、イタチハギ、ミヤコグサ、イボタノキ、アラゲナツハゼ、ハマエンドウ、カタバミ、ハマナス、カワラナデシコ、シバグリ、クリ、ヤマツツジ、ホタルブクロ、ササユリ、ヤマボウシ、ウツボグサ、シライトソウ、ツクバネウツギ、ソクシンラン、タツナミソウ、ウツギ、タニウツギ、ツルアリドオシ、スノキ、イヌツゲ、ヤマウルシ、カマツカ、ソヨゴ、ナワシロイチゴ、ホオノキ、エゴノキ、カエデドコロ、ヒメジョオン、ハマボウフウ、ハマヒルガオ、ハマニガナ、ハマウツボ、ハマベノギク、ハマダイコン、トキソウの54種


2017.5.3

春の花が次々と咲いています

ギンリョウソウ、
左:3月に土の中から頭をもたげていたギンリョウソウ(ユウレイタケ)が「わたしきれい?」とすっくと立ちあがっています。あちこちの樹林下で立ち上がっています。

1. アズキナシ:清楚な花が塊になって咲いています。高木で高いところに咲いているので気が付きにくいですがけっこうたくさん育っています。ピンクの桜のあと、、ウワミズザクラアズキナシ、ガマズミ、ナナカマドなどの樹木の白い花が今満開を迎えています。アズキナシは秋の実があずきのように赤い梨形がまたかわいくていいですよ。
2. エビネ:渋く咲いています。増えていくと嬉しいですね。
3. チゴユリ:うつむいてひそやかに咲いています。
4. ヒメハギ:日当りのいい道端に咲いています。
5. ヒトリシズカ:旬は過ぎました。前回見つけることが出来なくて絶えたのかと心配していたのですが元気に花を咲かせていて安心しました。
6. イカリソウ:旬は過ぎましたが新しい葉っぱが形といい色といい素敵です。琴引浜にはあちこちで自生しています。
7. ハマエンドウ:濃い紫色がきれいです。
8. ハマニガナ:砂浜に広がるニガナ。葉はイチョウの葉に似ていて、ハマイチョウともいいいます。白い地下茎を広げ、砂浜に広がる様はきれいです。
9. イワニガナ:同じニガナで花はよく似ていますが葉っぱの形と咲く場所が異なり、見分けられます。日当りのいい山野に地面をしばるように咲き、ジシバリともいいます。




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2017.5.3に琴引浜の山野と浜で出会った花
アマドコロ、タチツボスミレ、カラスノエンドウ、コメツブツメクサ、ハマハタザオ、イカリソウ、スミレ、オニタビラコ、モチノキ、コウゾ、ノアザミ、ニガナ、イワニガナ、ムベ、ギンリョウソウ、ハマエンドウ、マンテマ、サルトリイバラ、キジムシロ、エビネ、ウワミズザクラ、ナナカマド、ガマズミ、コバノガマズミ、クサイチゴ、シュンラン、タニウツギ、ミツバアケビ、ヤブシキミ、ヒメハギ、ヒトリシズカ、チゴユリ、センボンヤリ、ツクバネウツギ、アズキナシ、コナラ、タブノキ、ブタナ、ハマニガナ、イソスミレ、コマツヨイグサ、クローバー、アキグミ、ハマベノギク、ハリエンジュ、ハマダイコン、ヒメコバンソウ、ヒメギキョウ、カキドオシの49


2017.4.15

スミレ満開!  浜では イソスミレ、アナマスミレが、野山では スミレ、タチツボスミレが華やかに咲いています。
                                                                       

イソスミレ 
イソスミレ















アナマスミレ
アナマスミレ











タチツボスミレ 
タチツボスミレ

 










  1. ショウジョウバカマ:海を見下ろす山側の湿地で旬は過ぎましたが見ごろの花もまだあります。
  2. トキワイカリソウ:光が射す樹林下でたくさん咲き誇っています。ピンクの中で白花も見つけました。
  3. ギンリョウソウ:松林など暗めの所では、腐生植物の銀竜草が頭をもたげてきました。
  4. ハマハタザオ:浜のあちこちで白旗を挙げています。
  5. ハマダイコン:これだけ広がると壮観です。
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2017.4.14  近畿自然歩道と琴引浜で出会った花
カラスノエンドウ、タチツボスミレ、トキワイカリソウ、モチノキ、クサイチゴ、ノアザミ、カワラナデシコ、ヤマザクラ、ヤブシキミ、シュンラン、ギンリョウソウ、ハマハタザオ、ムベ、キジムシロ、アオキ、ショウジョウバカマ、センボンヤリ、サルトリイバラ、ミツバアケビ、ハマダイコン、オオイヌノフグリ、イヌノフグリ、カンアオイ、ウマノアシガタ、ハルノノゲシ、ハコベ、コメツブツメクサ、ヒメオドリコソウ、ササ、ジシバリ、ニガナ、オランダミミナグサ、イソスミレ、アナマスミレ、コウボウムギ、タンポポの36


2017.3.22
キンキマメザクラ

花の季節になりました。 これからは山歩き、浜歩きが楽しみですね。
早春の花が咲きだしましたが、例年より遅いです。
例年だと満開のキンキマメザクラですが、今年はまだちらほら咲きです。
ヤシャブシが満開で、ちょっと触れると花粉が煙のように飛び散ります。
ヤシャブシ













いち早く樹林下で光を受けて、ミスミソウとタチツボスミレは今が満開です。(写真1.2)
湿地のショウジョウバカマはまだつぼみ硬しが多いですが、ピンクをのぞかせているのもありました。(写真3)
かさかさになったツチグリがたくさん転がっていました。中が白い幼菌の時は食べられるとか。一度食べてみたいものだ。(写真4)
土筆はもうこんなに伸びています。炒めてほろ苦さを味わいました。(写真5)
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2017.3.22に琴引浜から小浜までの近畿自然歩道で出会った花
タネツケバナ、タチツボスミレ、ヤシャブシ、キンキマメザクラ、ヒサカキ、フキノトウ、ミスミソウ、ハマダイコン、ハマボッスの9種


2016.11.26

   イソギク満開! 花が少なくなる時期に満開を迎え、よく目立つ。ハチたちも集まってきている。 栽培菊との交配種もあり、白い舌状花のあるものをハナイソギクというらしい。

イソギク
イソギク2





1. 紅葉:松枯れの松が伐採され明るくなった林に1番に入り成長していくウルシの仲間・ハゼノキの紅葉が美しい!
2. アミタケ:はびこるササを伐採したところにアミタケが育っていたと地元の方が教えてくださり、写真を取りに行きました。
3. ミスミソウ:三角の葉っぱがみずみずしく美しい。早春の花が楽しみ。
4. ハマニガナ:えぐられた砂浜にハマニガナの根っこがむきだしに。こんなに長――い根が砂浜をはっているのだ!
5. 岩ノリ:例年は1月が最盛期らしいが、今年は11月にたくさん育っていて採取されている光景があちこちで見られた。

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11月に琴引浜から小浜までの近畿自然歩道で出会った花
ツワブキ、ツリガネニンジン、ヤクシソウ、カワラナデシコ、アレチノコマツヨイグサ、ノアザミ、シロヨメナ、アキノキリンソウ、リュウノウギク、ヤツデ、リンドウ、セイタカアワダチソウ、ハマベノギク、ウンラン、イソギク、ハマダイコン、フユグミの17種


2016.10.30

ツルリンドウの実
リンドウ


左:10月上旬に咲いていたツルリンドウにかわいい実ができています。
中:この時期はリンドウが咲きます。秋もそろそろ終わりです。晩秋の素敵な野の花ですね。
右:コウヤボウキが花盛りです。よく見るとお洒落な花です。







2016.10.8

ツルリンドウ
アキギリ
 しそ科の花やリンドウ、野菊が咲きそろい、濃淡の紫色の花が秋の物悲しい風情をかもしだいている近畿自然歩道です。

左. ツルリンドウ:リンドウかと、青紫色の美しい花をつけているが、茎はつる状に伸びている。実が楽しみ。
右. アキギリ:葉が桐の葉に似る。花が濃い紫色で大きく美しい。





1. アキギリの群落:こんなに広がっているのかとおどろき。今まではこんなに見られなかった。
2. アキチョウジ:秋に丁字形の花をつけるのでこの名が。薄紫でスリムな花がかわいい。
3. ヤマハッカ:もむと少しはっかの香りが。風に揺れるさまは涼やか。
4. ツルリンドウ:日陰の崖にたくさん花をつけていてうれしい。




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2016.10.8 琴引浜から水晶浜までの近畿自然歩道と浜で出会った花
ススキ、ヤクシソウ、アキノキリンソウ、ツリガネニンジン、カワラナデシコ、ツワブキ、アレチノコマツヨイグサ、シロヨメナ、セイタカアワダチソウ、ノアザミ、ツユクサ、マルバハギ、ハマベノギク、ウンラン、アキギリ、ヤマハッカ、ツルリンドウ、アキチョウジ、キンミズヒキ、ヒヨドリバナ、コタチツボスミレ、カタバミ、オヤマボクチ、クルマバナ、イヌヨモギ、オトコヨモギ、ハマニガナ、ミヤコグサ、アキノノゲシ、ハマゴウ、ネコノシタの31種


2016.9.24

シバグリ
実りの秋
左:シバグリがたくさん実りを迎えます。人とネズミ,リス,虫たちで分け合います。
1. ムベ:もうすぐ色づき、甘くなる。
2. ツチグリ:この間、雨が降り、あちこち、きのこがにょきにょき出ています。ツチグリがかわいい。乾いているときは丸まり、湿気を帯びると開くので「星の湿度計」と呼ばれることも。塩ゆでやカレーなど食用にされるそうだがおいしいのでしょうか。
3. ヤクシソウ:あちこちで咲きだしました。風に揺れるさまは優雅です。
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2016.9.10

ハマベノギク左:ハマベノギク:秋の花といえば菊。浜にはハマベノギク、野や山にはシラヤマギク、シロヨメナが可憐に咲いています。
1. ヤマジノホトトギス:ツルリンドウとともにひっそりと咲いています。
2. ホソバシュロソウ:こんなにあったのかと花時にはいつもどの植物についても思います。渋くあちこちで咲いています。
3. アラゲナツハゼの実:熟してきました。ブルーベリーに負けない味覚です。シバグリもあちこちではじけています。
4. タンキリマメの実:小さいながらもかわいい姿と色で主張しています。
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2016.9.10 琴引浜から小浜までの近畿自然歩道と浜で出会った花
 アキノキリンソウ、ツユクサ、ツリガネニンジン、ヘクソカズラ、センニンソウ、カワラナデシコ、ノアザミ、タラノキ、ヒヨドリバナ、ハマゴウ、カエデドコロ、コマツナギ、ヌルデ、マルバハギ、キンミズヒキ、クルマバナ、クズ、シロヨメナ、カラマツソウ、トウテイラン、ハマベノギク、ネコハギ、イタドリ、シラヤマギク、ヤマハッカ、ホソバシュロソウ、メドハギ、ツルリンドウ、ヤマジノホトトギス、カタバミ、オオバコ、ミヤコグサ、アキチョウジ、アキギリ、ウンラン、ハマニガナ、オトギリソウ、セリ、ハマダイコン、オオマツヨイグサ、ネコノシタ、アメリカネナシカズラ、コオニタビラコ、ヌスビトハギ、ヒメジオン、アキノノゲシ、ノボロギク、ハナタデ、ナミキソウ、、ブタナ、コマツヨイグサの51種


2016.8.16

ハマゴウ
 厳しい暑さの砂浜をはって、息長くハマゴウが涼しげな花を咲かせている。(左写真)

 山手は、ツクツクボウシが鳴き、アキノキリンソウやシラヤマギク、シロヨメナなど秋の花が咲きだしている。
 湿地は冷たい白滝の地下水が絶えることがなく、モウセンゴケ、ミミカキグサ、エゾミソハギらが涼しげに長く咲いている。

 モウセンゴケ      ミミカキグサ     エゾミソハギ

2016.8.16 琴引浜から小浜までの近畿自然歩道と浜で出会った花
センニンソウ、カワラナデシコ、アキノキリンソウ、オトギリソウ、ツリガネニンジン、ノアザミ、アオツヅラフジ、ヒヨドリバナ、タカサゴユリ、ハマゴウ、オオマツヨイグサ、イヌザンショウ、コマツナギ、、トキリマメ、カエデドコロ、カワラマツバ、カラマツソウ、シラヤマギク、クルマバナ、ツユクサ、シロヨメナ、クズ、ハマベノギク、ネコノシタ、エゾミソハギ、モウセンゴケ、ミミカキグサ、ミヤコグサ、ヘクソカヅラ、エビヅル、ケカモノハシの31種


2016.6.17

ノハナショウブ


浜では夏の花が次々と咲きだしています

左. 海を見下ろすノハナショウブ:ハナショウブの原種で清楚ですが、よく見ると黄色のラインがおしゃれですよ。湿地に次々咲き出しています。

1. カキラン:湿地に育つ柿色のかわいいラン。今年は花が少ないです。
2. エゾミソハギ:湿地の硬い岩盤の割れ目からたくましく育つ。濃いピンクが華やか。盆花ですね。
3. モウセンゴケ:湿地で日当たりがいい環境を好む植物が順に花を咲かせていくのを見るのは楽しみ。
トキソウーモウセンゴケーミミカキグサと狭い場所で代り合って咲かせていきます。
4. アメリカネナシカズラ:東の浜に多く広がって嫌な感じだったのですが、西の浜にも広がってきています。さらにどんどん季節的に早く広がっていき、外来植物のたくましさを感じます。負けないで!昔から根付いている地の植物たちよ。
5. テリハノイバラ:魅力的なバラがどんどん改良されていますが、この清楚なノイバラに惹かれます。





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2016.6.3

ササユリ

アサギマダラ
左.ササユリ:ほのかなピンクにあまい香りを漂わせる魅力的な花
右.
ノアザミアサギマダラ:ノアザミの蜜や花粉もお好み?

1.
ササユリ:今年は通常コース上に多くの花が見られた。
 美山町芦生原生林のガイドでは今年は小雪のせいか、いろいろな花が多く咲いていると説明されていましたが、琴引浜でもそう感じます。
 湖北の山門湿原では、ササユリはシカの食害のため、網を張って守っておられます。今のところ琴引浜の花はシカの被害もなくきれいに咲かせています。このササユリ、どんどん増えていってほしいなあ。
2.
イチヤクソウ:松枯れのひどい時期はほとんど姿を見せなかって心配したが、今年はあちこちで小群落がみられる。





浜では:夏の花が次々と咲かせる時期になり華やかさを増してくる。
3.
トキソウ:湿地のあちこちで可憐に咲かせ始めている。
4.
ハマボウフウ:浜辺に大きな花の集まりやたくましい葉を広げている。
5.
ハマウツボ:カワラヨモギに寄生して、例年よりも多く花を咲かせている。旬は短く、花期は過ぎていた。

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2016.6.3 琴引浜から小浜までの近畿自然歩道と浜で出会った花たち
ハマヒルガオ、コメツブツメクサ、マンテマ、スイカズラ、ハマボッス、ノアザミ、ジシバリ、ヒメジョオン、イボタノキ、イタチハギ、テリハノイバラ、ニガナ、シバグリ、イチヤクソウ、ウメガサソウ、ベニバナイチヤクソウ、コマツヨイグサ、ノゲシ、ハゼノキ、エビヅル、ヤマツツジ、ウツボグサ、ホタルブクロ、ニワゼキショウ、カワラマツバ、コナスビ、テイカカズラ、ササユリ、シライトソウ、ヤマボウシ、ミヤコグサ、ノギラン、ツルアリドオシ、コオニタビラコ、ハマボウフウ、ハマベノギク、ユウスゲ、トキソウ、スナビキソウ、ノハナショウブ、タイトゴメオオマツヨイグサ、クリ、ソヨゴ、クスノキ、ドクダミ、ブタナ、ナミキソウ、ハマウツボ、ネコノシタ、アメリカネナシカズラの51


2016.5.22

ヤマボウシ


左. ヤマボウシ:琴引浜から小浜までの近畿自然歩道で花を咲かせているヤマボウシを初めて見つけた。大好きな花、ここにもあったんだとうれしくなった。

1. シライトソウ:湿地で、花を咲かせるとこんなにあるんだとうれしくなる。
2. ショウジョウバカマの穂:同じ湿地で。4月可憐に咲いていた花がこんなにたくましくなって穂を伸ばしている。
3. ササユリ:あまり見かけなくなっていたが今年は10株ぐらい見つけることができた。増えていくといいな。
4. ウメガサソウ:松枯れでほとんど見かけなくなっていたイチヤクソウとウメガサソウが松林で少しづつ見かけるようになった。
5. アラゲナツハゼ:これだけの花が結実し熟するとうれしいな。
6. イタチハギ:イタチのしっぽに似る?。北アメリカ原産であちこちで野生化している。
7. テイカカヅラ:つる性木本で、木に巻き付き高いところで咲いているので、花が下に落ちていることで花時と気づく。



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2016.5.25  琴引浜から小浜までの近畿自然歩道と浜で出会った花たち
シロツメクサ、コナスビ、ノアザミ、ニガナ、ニワゼキショウ、コメツブツメクサ、マンテマ、ジシバリ、ノゲシ、ハマヒルガオ、イカリソウ、トベラ、コオニタビラコ、オニタビラコ、ハマハタザオ、イボタノキ、イタチハギ、アラゲナツハゼ、スイカズラ、オニアザミ、コマツヨイグサ、チガヤ、ハゼノキ、コマユミ、シバグリ、ハマエンドウ、ヤマツツジ、カタバミ、カシワ、ササユリ、シライトソウ、ヤマボウシ、ミヤコグサ、ハマダイコン、ハマナス、ハマニガナ、ハマボッス、ウツボグサ、トベラ、ツクバネウツギ、ヒメジオン、ノギラン、テイカカズラ、ウツギ、タツナミソウ、ヒメハギ、ブタナ、ナワシロイチゴ、スナビキソウの49



2016.5.2

ハマナス
 山手の草本は春の花が咲き終わり華やかさはありませんが、これから樹木の花が次々咲いていきます。虫たちを寄せ集めるため白く目だたせ、甘い香りを漂わせています。この時期、ハマナス、ハリエンジュ、アキグミ、ナナカマドなどにハナムグリ、ハチ類がぶんぶんとにぎやかいことです。

左. ハマナス:群生地はササに覆われわずかに残るのみ。他の場所でしたたかに育ちきれいな花を咲かせている。元群生地を何とか復活させられないものでしょうか。いい景観になると思うのですが。
1. ハリエンジュ:ニセアカシアとも。日本には明治の中ごろに渡来し、各地で野生化。花は芳香があり蜜源植物の1つ。
2. アキグミ:ハナムグリがいっぱい!秋に実る。このグミの果実酒は美味しいとかで地元の方が漬けておられる。楽しみ!
3. ナナカマド:紅葉の美しさで有名で北海道や信州などの樹木とイメージするが、琴引浜にも結構育っている。七度釜に入れても燃えないほど燃えにくいところからこの名になったとか。確かめてみたいな。






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近畿自然歩道、琴引浜から小浜までの間で出会った花たち
 
ハマダイコン、ジシバリ、ノゲシ、ハマハタザオ、ハマニガナ、スイカズラ、アマドコロ、ニガナ、カタバミ、スミレ、ヒメハギ、タニウツギ、タチツボスミレ、ツクバネウツギ、オニタビラコ、オニノゲシ、マサキ、クサイチゴ、オニアザミ、イカリソウ、ハコベ、ヘビイチゴ、コウゾ、キジムシロ、ミツバアケビ、チゴユリ、ヤマウルシ、マンテマ、ヤマフジ、アキグミ、ヤマツツジ、ウマノアシガタ、ヒトリシズカ、セイヨウタンポポ、センボンヤリ、カンアオイ、イヌフグリ、ヤブジラミ、スズメノエンドウ、ヒメウズ、ノアザミ、チチコグサ、ハリエンジュ、ムベ、ギンリョウソウ、コバノガマズミ、コマユミ、コナラ、ハマエンドウ、ハマナス、ジエビネ、コナスビ、シュンラン、ガマズミ、ナナカマドの55種


2016.4.12

山手は春の花が咲き、浜にはイソスミレが満開に

 たくさんの株がかたまり華やかに咲くイソスミレ               花も葉っぱもかわいいイカリソウがあちこちに咲きそろう。花の色も多様

イソスミレ




1. アナマスミレ:久しぶりに見ました。礼文島のアナマ岩で発見されたからこの名があるとか。葉が表側に巻いているのが特徴とか。
2. トキワイカリソウ:明るい樹林下のあちこちに咲いている。濃いピンク、薄いピンク、白と色が多様にある。
3. ショウジョウバカマ:初々しいピンクから旬が過ぎオレンジ色に変色し茎を長く伸ばしているのまで場所により違いが見られる。
4. チゴユリ稚児百合、その名の通り姿が小さくかわいい。
5. センボンヤリ:ロゼット状の葉の間から花茎を立て春はかわいい白花を咲かせるが、秋には千本槍のように花茎を伸ばす面白い植物だ。
6. ヒトリシズカ:ほんとうに一人だけで静かに花を咲かせていた。絶えませんようにがんばってね。
7. ギンリョウソウ:あちこちでゆうれい~っておどろかせてやろうという感じで、土の中で身構えている、別名幽霊草。腐生植物。
8. タカノツメ:ウコギ科のコシアブラ、タカノツメ、タラなどは山菜として珍重される。写真の左の指のように新芽が閉じているのが柔らかく美味、右のように開くと硬くて苦くなる。海岸べりにある幹にとげとげのある高木のカラスザンショウの新芽もよく似ていて食べられた地元の方が美味しかったと。ある料亭でも料理としてメニューにあったので驚いた。

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近畿自然歩道、琴引浜から小浜までの間で出会った花たち
サルトリイバラ、タチツボスミレ、トキワイカリソウ、ハマハタザオ、モチノキ、クサイチゴ、ムベ、マツ、ハイネズ、ミツバアケビ、ギンリョウソウ、ハマエンドウ、ハマダイコン、コウボウムギ、ジシバリ、ニガナ、スミレ、オニタビラコ、ヤブジラミ、キジムシロ、チゴユリ、アマドコロ、ヒサカキ、センボンヤリ、ショウジョウバカマ、アオキ、ヤブシキミ、ヒトリシズカの28種類


2016.3.26 

キンキマメザクラが満開です
キンキマメザクラ

林の中
 枯れた松が切り倒され、林に太陽が入りずいぶん明るくなりました。
 桜の木が元気づき、あちこちでかわいい花を咲かせている。こんなにもキンキマメザクラの樹があったのかと驚きです。他にも太陽を好む木が元気づいています。今まで松林だった琴引浜の林がどう変遷していくのか、観察を続けたいです。

 わずかに残っているミスミソウが可憐な花をつけていて安心です。
 樹林下では太陽がさすのは今とばかりにタチツボスミレがたくさん花をつけている。
 湿地ではショウジョウバカマが咲きだしている。





2016.3.26 琴引浜から水晶浜までの海岸歩道コースで出会った花
タチツボスミレ、ヤシャブシ、ヒサカキ、キンキマメザクラ、ハコベ、タネツケバナ、スズメノヤリ、キジムシロ、ナガハシスミレ、アオキ、ヤブシキミ、ショウジョウバカマ、フキの13種


2016.2.27

花情報ではないのですが
白砂青松委員会主催で松枯れを起こした琴引浜の森に松の苗や種を植える活動が行われた。
地元の小学生、中学生、村の方々、琴引浜の鳴り砂を守る会のメンバーなどが寒い中がんばりました。
何年か先にこの活動が実を結ぶことでしょう。

森つくり











2015.11.23

紅葉散歩
紅葉散歩
 雑木林の紅葉の中を歩きました。お寺や神社のような整ったきれいさはないが、青空を背景に透明感のある紅葉に心が癒されます。
1. タカノツメ:落ち着いた黄色に黄葉し、目立ちます。
2. タカノツメ:下から見上げると複葉の葉が美しい。
3. コシアブラ:透明感のある黄葉と、複葉が美しく、お気に入りです。
4. ハゼノキ:緋色に紅葉し目立ちます。黄色が多い中でこの赤は目立ち、いいアクセントになっています。
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かわいい赤い実をつけた樹木がたくさん見られます。
1. ガマズミ:葉が落ち、赤い実をいっぱいつけています。小学生のころ学校帰り道草をしてよく食べた思い出があります。今食べてみるとすっぱい!今どきの子は食べないでしょうねー。
2. ツルウメモドキ:黄色の皮がはじけて中からオレンジの種が顔を出していてかわいい。ドライフラワーとして売られていますね。浜を見下ろすところにいっぱいあります。
3. ソヨゴ:葉はいい染料になります。風にそよぐひらひらの葉や実がいい。名前もそこから来ている。
4. アズキナシ:大木で、枝先に稔る実はなかなか取れない。今は枯葉の上にいっぱい落ちている。かじってみると梨の味がする。なるほど、小さいナシアズキナシ

2015.11.22に出会った花
ツワブキ、オトギリソウ、ヤクシソウ、ヤマハッカ、ヤツデ、アキノキリンソウ、シロヨメナ、ヤブコウジ、オオアワダチソウ、ハマベノギク、コマツヨイグサ、カワラナデシコの12種どれも晩生がひっそりと咲いている。
赤い実をつけている樹木
ガマズミ、サルトリイバラ、アズキナシ、ツルアリドオシ、ビナンカズラ、ゴンズイ、ヤブコウジ、トベラ、ソヨゴ、モチノキ、ツルウメモドキ、コマユミなど


2015.10.26

紅葉青空に落葉樹の紅葉松の緑のコントラストがとても美しい季節です。

1. ツルリンドウがかわいい花をつけている。花より赤い実がよく目立ちますね。数年前あったリンドウは見つからなかった。
2. センブリが数本見つかり、これもかわいい花をつけていた。小さいころは山にはいればどこにでもあったように思うのだが、最近はほとんど見かけない。このコースでも4株見かけただけ。京都府レッドデータ―ブックでは要注目種に指定されている。
3. センボンヤリの綿毛 春はかわいい花を咲かせるが、秋は千本槍のように花茎を長く伸ばし閉鎖花をつけ、このような綿毛になる。
4. アズキナシの赤い実が枝先で青空にはえる。 花もきれいだが、小豆の様に小さい梨に似た赤い実をつける。好きな樹木の一つです。

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2015.10.26に出会った花
ツワブキ、オトギリソウ、ネコハギ、タチツボスミレ、コナスビ、ヤクシソウ、カワラナデシコ、ツリガネニンジン、セイタカアワダチソウ、ヤマハッカ、コウヤボウキ、シラヤマギク、アキノキリンソウ、シロヨメナ、ツルグミ、イヌタデ、タビラコ、キヅタ、アキギリ、ツルリンドウ、アキチョウジ、センブリ、カタバミ、ハマベノギク、ハマニガナ、コマツヨイグサの26種



2015.9.20

ウンランの群落

ウンラン 満開
 こんなにウンランが群落を作り、浜に広がり、咲き誇っているのを琴引浜で初めて目にしました。
 クリーム色と黄色のウンランと薄紫と黄色のハマベノギクがやさしくコラボし素敵な風景を作っています。
ハマベノギクが砂浜を這うように広がっています。  アキギリが咲きだしました。
ハマベノギク





2015.9.20 山辺で、浜で出会った花
ヒナギキョウ、ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、ツユクサ、ヨウシュヤマゴボウ、イヌタデ、カワラナデシコ、マルバハギ、ニガナ、ヤマハッカ、メドハギ、ヒヨドリバナ、シラヤマギク、シロヨメナ、センニンソウ、アキギリ、トウテイラン、ウンラン、ハマベノギク、ハマゴウ、ハマニガナ、ネコノシタ、ママコノシリヌグイ、クコ、イタドリの25種


2015.9.10

 実りの秋を迎えて、樹木の実が熟し、色づき始めました

1. アラゲナツハゼ:これからが旬ですね。もう熟しているのも多く、きれいな紫に色づいています。地元の方はよく知っておられ、もう美味しいジャムにされていて、頂きました。ブルーベリージャムと遜色なくおいしい!感謝!
2. コバノガマズミ:赤い実がかわいい。子どもの頃食べた覚えがあるが、飽食の現在は酸っぱく美味しさは感じられない。
3. ムベ:まだ緑の実で未熟。あちこちでぶらさがっている。
4. オトコブドウ(アマヅル):まだ未熟だがなかなかりっぱに実をつけている。

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花はこの時期、地味で小さいがよく見るといろいろ咲いている 2015.9.10 山辺の道で出会った花たち

ヤクシソウ、オトギリソウ、ツユクサ、ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、イヌハギ、ヨウシュヤマゴボウ、ヤマハッカ、マルバハギ、メドハギ、カエデドコロ、ニガナ、ガンクビソウ、オオバコ、チチコグサ、タカサブロウ、タラノキ、キンミズヒキ、ヒヨドリバナ、コシアブラ、カワラナデシコ、センニンソウ、シラヤマギク、カクレミノ、コマツナギ、ナミキソウ、トキリマメ、アキノノゲシ、クルマバナ、シロヨメナ、カラマツソウ、ハマゴウ、トウテイラン、イタドリ、カセンソウ、オオマツヨイグサ、オトコエシ、ヘクソカズラ、ハマニンジン、クズの40種



2015.8.22

ハマベノギク

秋です。キク科の花が咲いています。
左 ハマベノギク:海岸の砂地に生える。茎は硬く根元からよく枝分かれし、砂地をはって広がり、小枝の先に薄紫の美しい花を1個付ける。好きな花のひとつ。

1. シラヤマギク:ちょっとさみしい感じの清楚なキクだ。
2. シロヨメナ:シラヤマギクに似ているが、葉や花びらで見分けがつく。
3. カセンソウ:鮮やかな黄色でぱっと開く様はとてもかわいい。
4. カセンソウの群落
5. ミヤマウズラ:ラン科 樹林の下でひっそりと咲いている。葉っぱの模様がウズラの羽根に似ていることからこの名が。






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2015.8.22に山道や浜、道端で出会った花たち
ブタナ、クコ、ママコノシリヌグイ、ツユクサ、カワラナデシコ、ツリガネニンジン、ヨウシュヤマゴボウ、アキノキリンソウ、オトギリソウ、ヘクソカズラ、タラノキ、ミヤマウズラ、カラスザンショウ、イヌザンショウ、キンミズヒキ、センニンソウ、シラヤマギク、シロヨメナ、カクレミノ、ツズラフジ、カセンソウ、タンキリマメ(トキリマメかも?)、マルバハギ、クルマバナ、カラマツソウ、コナスビ、カエデドコロ、カワラマツバ、ハマゴウ、クズ、トウテイラン、オトコブドウ、ニガナ、エゾミソハギ、ミミカキグサ、ネコノシタ、ハマナス、オオマツヨイグサ、ハマベノギク、ハマニガナの40種


2015.7.22

   野生のトウテイランが咲きだす           ハマゴウが咲きだし、緑から紫のジュータンに      浜ではエゾミソハギが華やか

トウテイラン
ハマゴウ
エゾミソハギ



















かわいく、魅力的な花も咲いていますよ
 ウンラン    ミミカキグサ 

左. ウンラン
 海蘭と書きますが蘭の仲間ではない。海に咲き、ランに似た花をつけるので。ゴマノハグサ科。伸びた枝の先に仮面状の花をつける。ハマゴウやネコノシタの間から顔をだすように咲いている様はかわいらしいが、結構たくましく広がってきている。

右.ミミカキグサ
 湿地に生える食虫植物で、タヌキモ科。花の後、がくが大きくなり耳かきに似ているので、耳搔き草の名が。かわいい花だが、地下茎や地上葉に捕虫嚢をつけて、虫を捕まえるたくましい植物です。

 この明るい湿地は季節に応じて、トキソウ、カキラン、モウセンゴケ、ミミカキグサと貴重な花が順に咲き、宝の場所です。大切に守っていきたいですね。



2015.7.22に山道や浜で出会った花
カワラナデシコ、オトギリソウ、アキノキリンソウ、ツユクサ、ジャノヒゲ、ノアザミ、ヘクソカズラ、アカメガシワ、コオニユリ、マルバハギ、ブタナ、ガンクビソウ、オニユリ、センニンソウ、ユウスゲ、オカトラノオ、カセンソウ、シラヤマギク、シャシャンボ、アオツヅラフジ、タンキリマメ、コマツナギ、カワラマツバ、ナミキソウ、イヌザンショウ、カラマツソウ、ウツボグサ、クルマバナ、ニワゼキショウ、ミツバ、ホタルブクロ、クズ、ハマゴウ、トウテイラン、ツリガネニンジン、ウンラン、ハマベノギク、ハマニガナ、エゾミソハギ、モウセンゴケ、ミミカキグサの41種





2015.6.20

琴引浜を見下ろす岩滝の湿地を彩る花たち

カキラン
ノハナショウブ



左 カキラン
中 ノハナショウブ
右 テリハノイバラ



1. カキラン:花の時期、存在感を示す。湿地に群落をつくり、かわいい柿色の花をつけている。今が見ごろ。
2. ユウスゲ:茎を高く伸ばし、浜を見下ろす様は優雅。
3. モウセンゴケ:小さい毛氈(もうせん)を広げ、小さい花をつけている。でもしたたか!腺毛から分泌する液で虫を消化し生きていく。
4. オカトラノオ:丘ではトラの尾がたくさん揺れている。
5. アケビ:山手では春開花した樹木が結実し、あちこちで緑の実を付けている。アケビ、アラゲナツハゼ、ガマズミなど、秋の実りが楽しみですね。
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2015.6.20に山道、浜で出会った花たち
ノアザミ、クローバー、コナスビ、コメツブウマゴヤシ、ニガナ、アキノキリンソウ、アカメガシワ、シバグリ、ヒメジオン、ヨウシュヤマゴボウ、イチヤクソウ、コマツヨイグサ、ノボロギク、ヤマツツジ、オカトラノオ、セイヨウミヤコグサ、マルバハギ、ウツボグサ、クマノミズキ、テリハノイバラ、ホタルブクロ、ブタナ、ハマボウフウ、クララ、カワラマツバ、コマツナギ、ドクダミ、ニワゼキショウ、テイカカズラ、シライトソウ、カタバミ、カキラン、ノハナショウブ、ソクシンラン、ユウスゲ、ハマヒルガオ、ハマボッス、ハマニガナ、ツルナ、モウセンゴケの40種


2015.6.6

モミジイチゴ、クサイチゴの完熟イチゴ いただき! 甘酸っぱく、野生の味がおいしい!
モミジイチゴ クサイチゴの実
ハマウツボ
左. ハマウツボ:花の旬は過ぎるが東の砂丘に広がる。カワラヨモギなどの根に寄生する。淡い紫色が美しい。花穂の形が靭(うつぼ)に似ているから。

1. ハマボウフウ:今が満開。浜でたくましく咲く

2. アメリカネナシカズラ:例年より早く勢力を広げている感じ。ハマゴウやネコノシタに巻き付いて苦しめている。

3. イチヤクソウ:山手で松枯れにより激減しているが、条件のいいところでは元気に花をつけている。数は減っているがイチヤクソウもウメガサソウもかわいい花をつけている。




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山道、浜で出会った花たち
コナスビ、マンテマ、ヒメジオン、ハマヒルガオ、イボタノキ、スイカズラ、ノアザミ、ハゼノキ、コマツヨイグサ、シバグリ、ブタナ、ヨウシュヤマゴボウ、ヤマツツジ、イチヤクソウ、ウメガサソウ、セイヨウミヤコグサ、ササユリ、トベラ、ウツボグサ、ホタルブクロ、ノブドウ、テリハノイバラ、ハマボウフウ、ハマボッス、スナビキソウ、ユウスゲ、ノハナショウブ、トキソウ、タイトゴメ、ハマウド、ナミキソウ、ハマダイコン、ハマニガナ、アメリカネナシカズラ、ハマウツボの35種


2015.5.22

ササユリがササに囲まれ、元気に咲いていた!   ササにはアオスジアゲハが
ササユリ


1. アラゲナツハゼ:今年は花付きがいい。秋の収穫が楽しみ!結実しますように。
2. スイカズラ:またの名を金銀花。始め白い花が、後に黄色に変わる。
3. シライトソウ:花が咲くと存在がわかる。清楚で素敵。
4. ノアザミにアゲハ:いろいろな蝶が舞っています。モンキアゲハですか?
5. トキソウ:今年は気温が高く咲きだしが早い。 

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山道、歩道、浜で出会った花たち
ノアザミ、シロツメクサ、コメツブウマゴヤシ、コナスビ、ニガナ、マンテマ、ニセアカシア、コマツヨイグサ、ハゼノキ、シバグリ、ナワシロイチゴ、ブタナ、アラゲナツハゼ、ヤマウルシ、トベラ、ヤマツツジ、スイカズラ、セイヨウミヤコグサ、タカノツメ、クマノミズキ、イボタノキ、コマユミ、ハマエンドウ、ニワゼキショウ、シライトソウ、ツクバネウツギ、ソクシンラン、カエデドコロ、ナミキソウ、イワニガナ、ササユリ、タニウツギ、ハマボッス、ハマヒルガオ、ウツボグサ、スナビキソウ、ハマダイコン、トキソウ、ハマボウフウ、ハマベノギク、カタバミ、ヒナギキョウの42種



2015.4.24

コシアブラの若葉がうつくしい!
コソアブラ
1. タカノツメ若葉が美しい! 
  コシアブラ、タカノツメの新芽を少し頂こうと思っていたが、時すでに遅し、すっかり開いていた。その若葉の美しさに見とれてしまった。
2. ウワミズザクラ:今が見ごろ。ピンクの桜に比べて華やかさは無いが、清楚でさわやか。
3. イカリソウ:旬は過ぎているが、若葉がなんともかわいい。
4. キジムシロ:今が盛り。山道にかわいく咲いている。
5. 松林が:松が元気なときは薄暗かった松林、樹林下にはイチヤクソウヤウメガサソウがかわいく花を咲かせていたが、松枯れによって松が切られすっかり明るい林に様変わり。イチヤクソウ、ウメガサソウが見られなくなった。さあ次に勢力をもつのはどの木なのか。コナラ?サクラ?見ていきたい。






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山道、浜辺で出会った花たち
イカリソウ、タチツボスミレ、スズメノヤリ、ツクバネウツギ、アマドコロ、ギンリョウソウ、マツ、サルトリイバラ、スズメノエンドウ、ムベ、ミツバアケビ、クサイチゴ、コナラ、ニガナ、ウワミズザクラ、ハコベ、スノキ、ヤマツツジ、アケビ、ガマズミ、コバノガマズミ、スミレ、モチノキ、ハマハタザオ、ハマエンドウ、ハマダイコン、ノボロギク、コマツヨイグサ、キジムシロ、ノアザミ、クサハギ、センボンヤリ、ヒトリシズカ、、ジエビネ、コウボウムギ 以上35種



2015.4.16

春の花が次々咲いてきます。花の琴引浜の始まり 始まり!

まず浜に絶滅危惧種に指定されているイソスミレが健在です。可憐に咲きそろい、ガイドも盛況です。
ハマハタザオが砂浜にたくましく茎を広げ清楚な花をたくさんつけています。
松が枯れ日が差し込んでもギンリョウソウは明るい顔をして元気です。



2015.3.15

もうすぐ花の季節、いち早く早春の花が咲いています。
ミスミソウ:今年も樹林下で楚々とした花を咲かせていて嬉しくなりました。

ミスミソウ




タチツボスミレ、ヒサカキ、キジムシロ、アオキ、ヤシャブシ、フキ、ミスミソウが花を咲かせている。


2014.9.29

ハマベノギク

秋といえばキク、可憐な野菊の仲間が咲きそろいました。
左:ハマベノギク:砂浜に這うように茎を伸ばし薄紫の花をつける。
山道ではシロヨメナ、シラヤマギク、ヤクシソウなどが風に揺れている。
その他、シソ科の花や萩の花も。アキギリは花が大きくて美しい。

シロヨメナ        シラヤマギク      アキギリ

9.29に浜、山手で出会った花たち
ナミキソウ、センニンソウ、ハマゴウ、ウンラン、ネコノシタ、ハマニガナ、ハマベノギク、ツリガネニンジン、トウテイラン、ママコノシリヌグイ、シラヤマギク、キンミズヒキ、シロヨメナ、ヒヨドリバナ、カセンソウ、ノボロギク、ツユクサ、アキノキリンソウ、ヤクシソウ、カワラナデシコ、マルバハギ、ヤマハッカ、コマツヨイグサ、ニガナ、アキギリの25種



2014.8.18

1. ウンラン:海を見下ろす小高い砂の斜面に茎を這わせ、先にかわいい花を咲かせている。
2. みじめなハマゴウ:アメリカネナシカズラに養分を吸い取られ枯れている。木性でたくましい植物なので根は生きているでしょう。来年の発芽を待っています。
3. ジョロウグモの蜘蛛の巣:山手を歩くと、夏から秋にかけて最も大きな蜘蛛の巣をつくるジョロウグモだらけで、棒をくるくる回しながら進まないとお化けのようになってしまう。

8.18に山手、浜で出会った花たち
ツリガネニンジン、ツユクサ、アキノキリンソウ、コマツヨイグサ、ユウスゲ、オトギリソウ、ヨウシュヤマゴボウ、センニンソウ、カワラナデシコ、タラノキ、ヘクソカズラ、メドハギ、ヒメジオン、イヌザンショ、ヒヨドリバナ、キンミズヒキ、シラヤマギク、マルバハギ、ノアザミ、カセンソウ、コマツナギ、カワラマツバ、ヤマハッカ、ニガナ、コナスビ、カラマツソウ、クズ、トウテイラン、ハマゴウ、カタバミ、ウンラン、ハマベノギク、ミミカキグサ、エゾミソハギ、ネコノシタ、オオマツヨイグサ、ブタナ、タカサゴユリ、ハマニガナ、カワラヨモギの40種



2014.8.3

 野生のトウテイランが咲きだし、浜を見下ろしている。 湿地では、トキソウ、カキラン、モウセンゴケが咲き終わり、ミミカキグサが咲いている。

トウテイラン



 浜は、ハマゴウ、ネコノシタが今満開を迎え、緑、薄紫、黄色のジュータンを敷き詰めたように広がり、美しい。がそこに寄生植物のアメリカネナシカズラも勢力を強め広がり、ハマゴウやネコノシタにおおいかぶさり、弱らせ、枯らしていっている。どうしたらいいのだろう。負けるな!
 山手ではもう秋の気配が。カワラナデシコ、トウテイラン、カセンソウ、ハギ、アキノキリンソウ、オトギリソウ、シラヤマギクなど初秋の花が咲いている。
8.3に出会った花たち
カワラナデシコ、ブタナ、ノアザミ、ジャノヒゲ、オトギリソウ、アキノキリンソウ、ユウスゲ、ヨウシュヤマゴボウ、ツユクサ、ヘクソカズラ、イヌザンショ、オオマツヨイグサ、マルバハギ、ヒヨドリバナ、メダラ、オニユリ、シラヤマギク、コマツナギ、センニンソウ、カセンソウ、カエデドコロ、カワラマツバ、カラマツソウ、ヤマハッカ、ツリガネニンジン、ホタルブクロ、タツナミソウ、ハマゴウ、トウテイラン、エゾミソハギ、ミミカキグサ、コオニユリ、ハマニガナ、ハマベノギク、ネコノシタの35種


2014.6.28

オカトラノオ
オカトラノオが一斉にこうべを垂れ、やさしく山道に迎えてくれる。
その山道では
アカメガシワやネムノキの花が満開で、虫たちが蜜や花粉を求めてぶんぶんと騒がしいこと!
1. アカメガシワ:雌雄異株で雌花
2. アカメガシワ雄花 かわいいめしべに虫がぶんぶん

湿地では
3. カキラン:こんなに集まってたくさん花を咲かせているのを初めて発見。嬉しい一瞬!
4. モウセンゴケ:今が満開。かわいい花をいっぱいつけている。

浜辺では
5. アメリカネナシカズラ:どんどん広がり、ハマゴウやネコノシタをしめつけ、吸い取り、痛めつけている。この繁殖力はすごい!浜の植物に「負けるな!」と願うだけ。




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6.28に歩道、山道、浜で出会った花たち
シロツメクサ、アカメガシワ、アキノキリンソウ、ノハナショウブ、ユウスゲ、ヨウシュヤマゴボウ、ノアザミ、ニガナ、ネムノキ、コマツヨイグサ、ヒメジオン、ハルノノゲシ、オニタビラコ、ヤマツツジ、オカトラノオ、オトギリソウ、シバグリ、ブタナ、セイヨウミヤコグサ、コナスビ、ジャノヒゲ、ヤブコウジ、ウツボグサ、クマノミズキ、ネジバナ、マルバハギ、テリハノイバラ、ホタルブクロ、コマツナギ、カワラマツバ、ツユクサ、マサキ、カセンソウ、ノブドウ、ナミキソウ、テイカカズラ、シモツケソウ、ドクダミ、ニワゼキショウ、カキラン、ハマボッス、カタバミ、ハマボウフウ、ハマベノギク、モウセンゴケ、エゾミソハギ、ハマニガナ、アメリカネナシカズラ、ケカモノハシ、オオマツヨイグサの50


2014.6.16

ノハナショウブ ユウスゲ
ヤマツツジ ホタルブクロ

テリハノイバラ
浜を見下ろす湿地では
トキソウが終わりかけ、モウセンゴケが花芽をつけてきました。
ノハナショウブユウスゲが咲き、風に揺れる様は優雅です。
砂浜に広がるハマゴウやネコノシタのあちこちに寄生植物のアメリカネナシカズラが取り着いてきているのがとても気掛かり。これからどれだけ広がっていくのか。

近畿自然歩道周辺は
テリハノイバラが茎を広げ、清楚な花をたくさん咲かせています。
歩道の両側には
ヤマツツジホタルブクロウツボグサが目を楽しませてくれます。

浜と歩道で出会った花
ハマボッス、ハマボウフウ、ユウスゲ、ノハナショウブ、トキソウ、セイヨウミヤコグサ、ノアザミ、ホタルブクロ、ハマヒルガオ、ウツボグサ、カワラマツバ、ナミキソウ、テリハノイバラ、シライトソウ、クマノミズキ、テイカカズラ、ヤマツツジ、ニガナ、コナスビ、カタバミ、ソクシンラン、ニワゼキショウ、コウゾリナ、ヒメジョオン、ドクダミ、ヤマハッカ、ジシバリ、アカメガシワ、コマツナギ、ネジバナ、シバグリ、ヤブコウジ、コマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、マンテマ、アメリカネナシカズラの36種類


2014.5.30

ササユリ

ヤマガラ
少なくなったササユリに出会えた!
下草を刈られたところは健在らしい。
今までたくさん見られたイチヤクソウウメガサソウが姿を消した。松枯れという環境の変化のせいか。
ヤマガラが木のてっぺんでよくさえずっている。

1. シライトソウ:今咲き誇り、存在を楚々として主張
2. アラゲナツハゼ:どれだけ結実するかお楽しみ
3. イタチハギ:よく見るときれいな色彩
4. トキソウ:浜の湿地で咲き誇る、貴重な花
5. ハマウツボ:琴引浜で初めて出会えた。カワラヨモギ等の根につく寄生植物
               
      



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林道、歩道、浜で出会った花
トベラ、ノアザミ、シロツメクサ、コナスビ、コウマゴヤシ、マンテマ、ニガナ、ハマヒルガオ、イボタノキ、スイカズラ、コマツヨイグサ、アラゲナツハゼ、ナワシロイチゴ、ブタナ、ハゼノキ、ヤマツツジ、セイヨウミヤコグサ、ソヨゴ、ゴンズイ、ツルアリドオシ、シバグリ、クサイチゴ、ミヤマガマズミ、ウツギ、ニセアカシア、イヌツゲ、ニワゼキショウ、ホタルブクロ、ササユリ、シライトソウ、ウツボグサ、ソクシンラン、イタチハギ、ハマボウフウ、ハマニガナ、ユウスゲ、トキソウ、ハマダイコン、キショウブ、カタバミ、タイトゴメ、ハマエンドウ、ハマボッス、ハマウツボ、ジシバリ、テリハノイバラの46種


2014.5.9

1. エビネ:絶えてしまったのかと心配していたが、わずかの株だが可憐な花を咲かせていて、嬉しかった。
2. タニウツギ:今が盛り。ピンクが野山を彩る。
3. ナナカマド:今が盛り。花を咲かせると、こんなにあるのかと驚く。
4. ハマニガナ:ニガナはどこにでも育つ平凡な花だが、このハマニガナ(ハマイチョウ)は葉っぱがイチョウの形に似てかわいく、過酷な砂浜に耐えて黄色の花を輝かせ魅力的。

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林道、歩道、海岸で出会った花たち:イカリソウ(咲き終わり)、アマドコロ、アキグミ、タチツボスミレ、スミレ、マンテマ、コマツヨイグサ、ムベ、ニガナ、コバノガマズミ、コナスビ、ツクバネウツギ、ヤマツツジ、クサイチゴ、ガマズミ、タカノツメ、コマユミ、ナナカマド、ハリエンジュ、ヒメハギ、ハマハタザオ、ツルウメモドキ、イボタノキ、ハマナス、ハマエンドウ、ジシバリ、ノアザミ、オニアザミ、エビネ、タブノキ、タニウツギ、ウマノアシガタ、ハマダイコン、スナビキソウ、ノボロギク、ハマニガナ、ブタナ、コウマゴヤシ、ニワゼキショウ、シロツメクサ、ハマヒルガオ、イソスミレ(咲き終わり)、カタバミの43種


2014.4.25

イカリソウ

山林では今を盛りにトキワイカリソウが咲き誇っています。
サルトリイバラやクサイチゴの間からも負けずにたくましく育ち、
でも可憐な花を咲かせる、そんな山野草に魅力を感じます。

1. トキワイカリソウ①:濃淡のピンク花
2. トキワイカリソウ②:白花
3. ヒメハギ:紫色が輝いている
4. ヒトリシズカ:無事だった!5輪ほどが静かに咲いていた。
5. チゴユリ:下を向いて恥ずかしそうに咲いている。
6. ムベ:あちこちでたくさん花をつけている。どれだけ結実するだろう。楽しみ。
7. ウリハダカエデ:地味なびらびらかんざしの花。秋の紅葉が楽しみ。

海を臨む山手では
8. ハマナス:華やかに咲き始め、私たちの目を楽しませ、虫たちを集めている。









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6         7        8
浜
浜では
冬の間、砂の下で耐えていた海浜植物たちースナビキソウ、ハマニガナ、ハマヒルガオ、ハマゴウ、ネコノシタなどが芽を伸ばし、もう花を咲かせているーイソスミレ、ハマダイコン、ハマハタザオ、コウボウムギ、ハマニガナなどで、彩られてきている。
 これから夏に向かって次々と花を咲かせ、アサギマダラなどの蝶たちもやってきて楽しめますよ。
 
植物観察にもいい季節ですよ!お待ちしていまーす。

9. イソスミレとハマハタザオ:ちょっと旬は過ぎましたがまだ楽しめます。
10. コウボウムギ:雌株、雄株に分かれます。

駐車場や道沿いには外来種の植物がいっぱい入りこんでいる。
11.12. ウマゴヤシコウマゴヤシ、マンテマ、コバンソウ、ブタナなどがびっしり!他にも勉強不足で名前がわからないのが数種あります。在来種を駆逐しないように願っています。



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山林野で出会った花たち:アマドコロ、スミレ、タチツボスミレ、コタチツボスミレ、スズメノヤリ、ギンリョウソウ、カワラナデシコ、マンテマ、サルトリイバラ、クサイチゴ、ミツバアケビ、ムベ、ニガナ、ガマズミ、セイヨウタンポポ、ウリハダカエダ、ミヤマシキミ、チゴユリ、イカリソウ、ヒメハギ、ハイネズ、シュンラン、ウワミズザクラ、ヤマフジ、ハマハタザオ、モチノキ、センボンヤリ、ハコベ、タチイヌノフグリ、ノボロギク、キジムシロ、アオキ、ヒトリシズカ、ジシバリ、ハマナス、
浜で出会った花たちコウボウムギ、ハマニガナ、イソスミレ、アナマスミレ、ハマハタザオ、スナビキソウ、ハマエンドウ、コマツヨイグサ、ネザサ(一斉に花を咲かせ、葉が枯れている。)
道端で出会った花たち
ウマゴヤシ、コウマゴヤシ、カラスノエンドウ、マンテマ、カタバミ、スイバ、タチイヌノフグリ、ハコベ、ヒナギキョウ、ヒメオドリコソウ、名前が分からない外来種の数種の花


2014.3.22

ミスミソウ
近畿自然歩道で
早春の花が咲き始めました
 ミスミソウ、タチツボスミレ、ショウジョウバカマ・・・

山は ヤシャブシの黄緑色が目立ち、キンキマメザクラが可憐に咲きだす

1. ミスミソウ:林下で元気にたくさんの花をつけていて安堵!
2. ショウジョウバカマ:湿地でつぼみをふくらませてきている
3. ヤシャブシ:今を盛りに雄花が黄緑色の穂状の花を垂れ、雌花がぴんと上向きに咲いている。昨年の実がたくさんついている。これが草木染のいい染料になる。
4. ヒサカキ:かわいい花をびっしりつけて今が満開
5. キンキマメザクラ:ヤマザクラより一足早く咲きだした。


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歩道、林道で出会った花
ヒサカキ、ヤシャブシ、タチツボスミレ、キンキマメザクラ、ショウジョウバカマ、フキノトウ、ハマダイコン、オランダガラシ(クレソン)



2013.11.23

シュンランに実、種が                       
粉のような小さな種を撒き散らし、繁殖し、何年後かに   
松林下に花をいっぱい咲かせてほしい        

花の少ない時期、藪の中でサザンカが一輪輝いていた。
ほっこり嬉しい気持ちに。


林道、歩道で出会った花
ツワブキ、コナスビ、ヤクシソウ、セイタカアワダチソウ、シロヨメナ、オオヤマボクチ、カワラナデシコ、ツルグミ、サザンカ、ツリガネニンジン、ヨメナ、リュウノウギクの12種 寒さに負けず、ひっそりとけなげに咲いている。



2013.10.23

コウヤボウキが満開                     いろいろなきのこがニョキニョキ
今まで歩いていてこんなにあるとは気が付かなかった。    素人には食べられるのか、毒キノコかわからないので、見るだけに。
花どきに出会うと気が付く。林道に広がっていた。                      
    
 
木々の赤い実がかわいい!

   アズキナシ        ゴンズイ        ガマズミ       コマユミ         ナナカマド

林道、海岸で出会った花
ツワブキ、ツリガネニンジン、ヤクシソウ、アキノキリンソウ、セイタカアワダチソウ、コマツヨイグサ、コナスビ、シロヨメナ、イヌタデ、センボンヤリ(閉鎖花)、カワラナデシコ、ツルグミ、コウヤボウキ、オヤマボクチ、ヒヨドリバナ、リュウノウギク、ヤマハッカ、アキギリ、ウンラン、ハマベノギク、ハマニガナの21種


2013.10.14

秋の花が可憐に咲いています

1. アキギリ:日かげでひっそりと咲く。花は桐の花に似、大きく瑠璃色が美しい。
2. ツリガネニンジン:花が釣鐘状でかわいい。花期が長く、夏から秋にかけて道端や野山に咲く。
3. シロヨメナ:可憐な野菊で、好きな花。今が満開。
4. ヤクシソウ:日当たりでやさしく風に揺れている。今が満開。
5. ツワブキ:つやつやとした葉の間から元気に茎を伸ばし、咲きだした。

林道、歩道で出会った花
ツワブキ、ツリガネニンジン、ヤクシソウ、アキノキリンソウ、セイタカアワダチソウ、ヤナギタデ、ヤマハッカ、マルバハギ、シロヨメナ、カワラナデシコ、ヒヨドリバナ、トウテイラン、アキギリ、コマツヨイグサ、リュウノウギク、センボンヤリ(閉鎖化)の16種



2013.9.23


アラゲナツハゼが瑠璃(るり)色に色づく
今年は久しぶりに豊作。すこし分けていただき、ジャムと染色に使わせていただいた。

林道、浜で出会った花
ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、ヨウシュヤマゴボウ、ツユクサ、マルバハギ、カワラナデシコ、ヤマハッカ、メドハギ、オトギリソウ、イヌタデ、ヒヨドリバナ、キンミズヒキ、シラヤマギク、ウツボグサ、カラマツソウ、トウテイラン、ハマベノギク、ウンラン、ハマニガナ、ハマゴウ、ネコノシタの21種



2013.8.28

オオマツヨイグサがすくすくと育ち,浜を見下ろす

1.
グンバイヒルガオ:熱帯、亜熱帯に育つグンバイヒルガオがこの猛暑で琴引浜で3か所根付き育っている。温暖化の中、越冬することができるか注意して観察していきたい。
2.
ミヤマウズラ:これはめずらしい。1本だけひっそりと咲いている。
3.
シラヤマギク:もう秋の花が咲きだしている。
4.
アラゲナツハゼ:今年は豊作かも!薄紫に色づきザランザランと下がっている。無事熟しますように!
5.
カエデドコロ:今花盛りで、木々に巻きつき黄色がよく目立つ。

林道と浜で出会った花たち
ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、オトギリソウ、ツユクサ、センニンソウ、カワラナデシコ、ヘクソカズラ、タラノキ、オオマツヨイグサ、メドハギ、ヤナギタデ、カエデドコロ、ガンクビソウ、ヒヨドリバナ、キンミズヒキ、ミヤマウズラ、マルバハギ、シラヤマギク、カセンソウ、コマツナギ、クルマバナ、ヒヨドリジョウゴ、カラマツソウ、ハマゴウ、クズ、ハマベノギク、ハマニガナ、ネコノシタの28種


2013.7.28

ハマゴウ

ハマゴウの木が浜を這い、砂浜に緑のじゅうたんを敷いたように広がり、花を咲かせると紫のじゅうたんと変わる。この光景が何とも素敵な琴引浜

1.
ネコノシタ:ハマゴウの隙間を縫うようにネコノシタも舌をざらつかせながら枝を広げ、かわいい黄色の花をたくさん咲かせている。
2.
アメリカネナシカズラ:ところがこの寄生植物がハマゴウやネコノシタに取りつき痛めつけている!全国的に広がり、要注意外来生物に指定されている。
3.他の植物に 吸盤で絡み付いて栄養分を吸い取り枯らすと、ネナシカズラも種を付けた後、このように枯れていく1年生植物。
4. 今年はこのアメリカネナシカズラの繁殖がとくにひどく、緑のじゅうたんではなく、
毒々しい黄色のじゅうたんと化し、悲しい光景。
5. もう一つの在来の植物の大敵は外来種の
オニハマダイコン!琴引浜にもどんどん押し寄せている。見かけると引っこ抜くのだがおっつかない。繁殖のために2種類の種子を持ち(移動する種とその場に落ちる種)あちこちの海岸で勢力を強めている。ところが大根とはいえ細い細い根っこなので、快感をおぼえるほどスッと抜ける。見かけたら退治しましょう。

 

林道と海岸で出会った花たち
カワラナデシコ、オトギリソウ、ノアザミ、アカメガシワ、ヒメヤブラン、ユウスゲ、コオニユリ、コマツヨイグサ、ヘクソカズラ、ヒメジオン、ノゲシ、ヒヨドリバナ、ホタルブクロ、カセンソウ、コマツナギ、ナミキソウ、ウツボグサ、カラマツソウ、クルマバナ、ハマゴウ、アメリカネナシカズラ、ツルナ、エゾミソハギ、モウセンゴけ、ハマヒルガオ、ヒルガオ、ヤブカンゾウ、ヒオウギスイセン、ヒメギキョウ、ブタナ、オオマツヨイグサ、ネコノシタ、ハマニガナ、ケカモノハシ、オニハマダイコン、ネムノキの36種類



2013.7.13

ユウスゲ
浜を臨む段丘崖に、今を盛りに、ユウスゲ、コオニユリ、エゾミソハギが揺れています。
もうすぐ、砂浜にハマゴウ、ネコノシタ、ウンラン、ハマベノギクと咲きだします。

海、花、温泉、キャンプ等々、魅力的な琴引浜に、アウトドア体験にいらっしゃーい!

1. ユウスゲ:夕に開き、早朝に閉じる。ロマンチックな気分に!咲く花のピークは、7月第4週でしょうか。
2. エゾミソハギ:白滝周辺の岩の割れ目に育つたくましい植物。が、花は可憐。そう生きたい。ミソハギと同様、8月のお盆頃が花どきですが、ピークよりも少し早目がなんとも可憐。
3. コオニユリ:ユウスゲとともに、同じ環境下で仲よく育ち、揺れている。ユウスゲに比べて花期は長い。さて、オニユリとコオニユリの区別できるようになりましたか?琴引浜ではオニユリは少しあるだけです。茶わん蒸しに入れられているユリ根は、さて何ユリでしょうか?

* オニユリにはむかごがありますが、コオニユリにはありません。 



2013.6.22

イチヤクソウ

 この時期、松林の根元に咲くイチヤクソウ、ウメガサソウが、今年はほとんど見られない。毎年かわいく咲く花に会えるのを楽しみにしてしているのだが残念!松枯れが多く、切り倒され、光が入り、明るくなった松林下の環境が大きく変わり気掛かりではあったのだがー。どう推移していくか見守っていきたい。
 この間、ササユリの花にも出会えず。葉っぱのみ。激減している。
 浜を見下ろす岩場の花が咲きそろってきた。
水遊び、磯遊び、そして、花を愛でに琴引浜にお越しください!

左.
イチヤクソウ:唯一別の場所で見られた
1.
ユウスゲ、ノハナショウブ:花が大きく、色彩もきれいでよく目立つ
2,
カキラン:日当たりのいい湿地の環境で咲く
3.
エゾミソハギ:湿地の岩場に根を張りたくましいが、花は可憐
4.
カセンソウ:歩道で かわいい花
5.
クマノミズキ:山はクマノミズキの花が満開。高木で枝を大きく広げ、よく目立つ

林道、海岸で出会った花々
イチヤクソウ、コマツヨイグサ、ハマヒルガオ、アカメガシワ、ノアザミ、ニガナ、ヒメジオン、ミヤコグサ、シバグリ、ヤマツツジ、オカトラノオ、カタバミ、ブタナ、ウメガサソウ、ウツボグサ、クマノミズキ、ヤブコウジ、カセンソウ、カワラマツバ、ナミキソウ、ホタルブクロ、ノブドウ、ハマボウフウ、テリハノイバラ、ジャノヒゲ、テイカカズラ、ドクダミ、シライトソウ、コウゾリナ、ヤマブキショウマ、ノハナショウブ、ニワゼキショウ、コナスビ、ユウスゲ、カキラン、ハマボッス、エゾミソハギ、アメリカネナシカズラ、ハマベノギク 以上39種



2013.6.12

 近畿自然歩道は環境の違いで、シライトソウ歩道、ホタルブクロ歩道、ウツボグサ歩道と言いたくなるほど住み分け、連なって咲いていて、目を楽しませてもらった。カメラを忘れ、携帯電話の写真になってしまい残念!トキソウも満開で、高嶺でかわいくピンクが並んでいた。



2013.5.26

 いきなり 夏の陽気に  松林は ハルゼミの大合唱
  ジージー、ギィーギィーと小さい体にもかかわらず、大きな声で鳴き交わすも、姿はなかなか見つけられない。元気なハルゼミたち。
 山は白や黄緑のじみな花が咲いている。そんな中でヤマツツジクサイチゴの実が目をひく。(写真1・2)
 アラゲナツハゼの花が今満開。秋の豊作を楽しみに待とう。(写真3)
 カマツカ(ウシゴロシ)の花が残っていた。迷っていたアズキナシとの違いがはっきりわかった。(写真4)
 紅葉は華やかだが花はじみなハゼノキ(写真5)

山で出会った花たち 31種
コナスビ、ニガナ、コウゾリナ、ニワゼキショウ、チチコグサ、ハハコグサ、コマツヨイグサ、ヤマウルシ、ノアザミ、クサイチゴ、ハリエンジュ、トベラ、スイカズラ、スノキ、ヤマツツジ、イボタノキ、アラゲナツハゼ、ハゼノキ、ゴンズイ、カマツカ、ツクバネウツギ、カタバミ、ガマズミ、オトコブドウ、コマユミ、ブタナ、ナツハゼ、ナワシロイチゴ、ツルウメモドキ、アキグミ、マンテマ

浜は 夏の花が咲き始め、海や鳴き砂、温泉で遊ぶ人で活気づいてきました!
1. 活気づいてきた浜:鳴き砂体験、海遊び、露天風呂にいらっしゃーい!
2. ハマヒルガオ:風に揺れるピンクがかわいい!
3. ハマニガナ:イチョウのような葉がかわいい!ハマイチョウともいう。
4. スナビヒソウ:咲きだす。もうすぐ蜜・花粉を求めてアサギマダラがやってくるだろう。
5. トキソウ:湿地に咲きだす。朱鷺色が素敵!



2013.4.29

新緑の季節 樹木の花、若葉が太陽に輝く!

アズキナシ

アズキナシの花が満開。高木が花で白く染まる。

 観察コースで初めて出会った花で、はじめ見たとき、私の大好きなミヤマザクラがある!と喜んだ。しかしどうも花のつき方や、葉が違う。図鑑であれこれ調べ、アズキナシと判定。観察コースに5~6本あり、今まで気が付かなかったことに驚く。植物、特に樹木は花どきに巡り会わないと気づかないものですね。花どきになると、こんなにもあったのかと驚かさせられます。この時とばかり、自分を主張しているように見えます。







今咲き誇っている樹木の花を紹介
1.アズキナシ 2.ウワミズザクラ 3.コバノガマズミ 4.ハマナス 5.ツクバネウツギ  

6.コウゾ    7.クヌギ    8.モチノキ    9.コマユミ  10.コシアブラの若葉

観察コースで出会った花たち
アマドコロ、スミレ、ハマハタザオ、ミツバアケビ、ムベ、クサイチゴ、ガマズミ、コバノガマズミ、ニガナ、サルトリイバラ、アズキナシ、ギンリョウソウ、コウゾ、コナラ、ツクバネウツギ、コマユミ、モチノキ、ウワミズザクラ、トキワイカリソウ、ヒメハギ、タチツボスミレ、フジ、ハマエンドウ、センボンヤリ、ノアザミ、ハコベ、マンテマ、イボタノキ、ハマナス、ハマダイコン、ノボロギク、イソスミレ、ヒメオドリコソウ、コウボウムギ、コメツブウマゴヤシ、コマツヨイグサ、ナツハゼ、アキグミ 以上38

今つぼみ、もうすぐ咲きますよ
スナビキソウ、ハマニガナ、タカノツメ、コシアブラ、ナナカマド、ハゼノキ、ヤマウルシ、ツルウメモドキ、アラゲナツハゼ、ハリエンジュ



2013.3.24

1. タチツボスミレ:樹木の葉が開く前のこの時期に、あちこちで群落をつくり咲きあふれている。
2. スミレ:コンクリートの隙間で咲かせているのを、都会では見かけるが、こんな自然の豊かなところでも、このようにコンクリートの隙間からも咲かせている。光が独り占めできていいのかな。可憐な花だが、たくましいな。
3. ヤマザクラ:茶色の葉とともにキンキマメザクラよりピンクが濃い花がもう咲き出している。ヤマザクラにしては開花が早く、自信がないがヤマザクラかな。

ハマダイコン、ノボロギクが咲き、アケビの仲間が開花間近、タラの芽が膨らみつつある。



2013.3.15

青空の下 キンキマメザクラが可憐に咲き始める! 春一番の花を見つけに観察コースを歩く

キンキマメザクラ


1. ミスミソウ:株数は減ってきている感じで心配だが、一株からたくさんの花を咲かせている。
2. フキノトウ:いただくにはちょっと遅かった。
3.4. タチツボスミレの仲間:あちこちの陽だまりで今を盛りに咲いている。
タチツボスミレに比べ、距がずいぶん長く、葉の形も少し違うのもたくさん咲いている。タチツボスミレの仲間ではあるがナガハシスミレ(テングスミレ)かなと、図鑑「日本のスミレ」などと首っ引きで調べて判断したが自信がない。スミレの分類ってむずかしいですね。スミレの専門家さん、教えてー。スミレ博士さんがメールで教えてくださいました。ナガハシスミレで間違いないようです。
5. ヤシャブシ:今を盛りに咲き、花粉をいっぱい巻き散らしている。
6. ヒサカキ:葉の下で咲きあまり目立たないが、よく見るとかわいい花。
7. シュンラン:つぼみふくらむ。もうすぐですね。お楽しみに!
8. ショウジョウバカマ:ピンクの花芽がのぞく。葉っぱは美味しいのか食われているのも。犯人はノウサギかな?
9. ドングリの発芽:双葉が赤く色づきあちこちで芽を出している。どれだけが樹木に成長できるのだろう。



2012.11.19

1. ハゼノキ:青空に紅葉が美しく映える。ハゼノキ、ヤマハゼ、ツタウルシ、ヤマウルシなどウルシ科の木が多く、真っ赤な紅葉が美しい。
2. タカノツメ:黄色の紅葉がはなやか。
3. コシアブラ:透明感のある薄い黄色に紅葉し、素敵だ。紅葉してもおいしいのか、虫にくわれている。若葉のてんぷらはおいしい!食べ過ぎてお腹をこわし、苦しんだ思い出がある。
4. ツルグミ:この時期 花を咲かせる木があった。マルバグミ、アキグミは知っていたが、これは今回初めて。晩秋から、初冬にかけて咲き、4月ごろ実ができる。
5. シャシャンボ:実だけ見ていたらナツハゼかと。常緑で、実がナツハゼに比べ甘い。初めて味わった。

寒さ厳しくなり、今を盛りに咲く花はほとんどないが、陽だまりにひっそりと咲いているのに出会うのはうれしいもの。出会えた花たちはー
ツワブキ、ヤクシソウ、コナスビ、オトギリソウ、イヌタデ、シロヨメナ、ツリガネニンジン、オニアザミ、ツルグミ、ヤツデ、オヤマボクチ、セイタカアワダチソウ
木の実はたくさん見られる


2012.10.26

ウンランと空 「ウンランと飛行雲」
  いい写真が撮れたと自画自賛!?
   美しい日本海の海と空、そして白砂青松をバックにウンランやハマゴウが咲く浜

と言いたいところですが、浜はゴミにおおわれ、山は松枯れがひどく、白砂青松とは言い難い。琴引浜の松は紅葉するのかと皮肉られる始末。
 地元の方は、枯れた松を伐り、苗木を植林する作業にがんばっておられる。松の皮をはぐと、びっしりカミキリムシがついていると観光協会の方が語っておられた。浜のごみ掃除に、枯れた松の始末にと、ほんとうにご苦労様です。その努力の結果の鳴き砂の浜・琴引浜です。

1. アキギリ:山側の日かげで品よく咲く。花が大きく、色もすてき。
2. シラヤマギク:もう終わりがけ。シロヨメナに比べ、楚々として地味。
3. ツワブキ:あちこちに元気に咲いている。花の少ない時期に山を彩る。
4. きのこ博士:28日、文化館主催のきのこミニガイドツアーに参加。田中きのこ博士にたくさんのきのこを教えていただき、美味しいきのこ鍋とむかごご飯をいただいた。アミタケなどがたっぷり入り美味しかったこと!よく見るとあんなにきのこが出ているなんてわからなかった。いい勉強になり、歩く楽しみがふえました。ありがとうございました。
5. ミズゴケタケ:とてもめずらしく貴重だそうな。3~5㎜の小さな傘

今咲いている花
ツワブキ、ヤクシソウ、ツリガネニンジン、シラヤマギク、シロヨメナ、カワラナデシコ、トウテイラン、ヤマハッカ、アキギリ、カタバミ、ハマベノギク、コマツヨイグサ、ハマニガナ、リンドウ、ハマゴウ、ネコノシタ、ウンラン、オオアワダチソウ(山に入り込んできている)

白滝神社のまわりに出ているきのこ
シロハツ、ハツタケ、コテングタケ、テングタケ、キチチタケ、ベニヤマタケ、ヒトクチタケ、ムラサキソウメンタケ、アミタケ、ミズゴケタケ、コベニタケ、ドクベニタケ、チョウジチチタケ、ノウタケ、ツチグリ、コツブタケ、ニセショウロウ、アワタケ 以上メモした分 自分一人では見分けられません。



2012.10.15

 シバグリ実りの秋              
  シバグリをこんなに収穫
  小粒だが、甘くておいしい

1. リンドウ:昨年海岸で見つけたリンドウ 今年も雑草に負けず元気に咲いている。
2. ウンラン:ハイネズやハマゴウ、ネコノシタなどの間からぴょこんと顔を出すように咲いているのがかわいい!
3. ヤクシソウ:今がさかり やさしく風に揺れている
4. シロヨメナ(ヤマシロギク):今までシラヤマギクと混同していたが、教えていただき違いがよくわかるようになりました。
5. ナツハゼ:今年も楽しみにしていたアラゲナツハゼは不作!ナツハゼは元気に実をつけている。




2012.9.25

1. トウテイラン:やはり秋はこれ。8月下旬から咲きだし、もう花の時期も終わりかけ実をたくさんつけている。瑠璃色が何とも美しい!研究されている学者さんによると、DNAに地域性があるので混ざらないようにする配慮がいるとのこと。琴引浜と久美浜に自生するこの花。大切に愛でていきたいですね。
2. ハマベノギク:この薄紫色もすてきで、好きな花の一つ。今、砂浜に広がり、可憐に咲いている。今回、ツアーガイドで来られていた世界中の植物を訪ね歩き、植物のことにとってもくわしい植物写真家I様がネイチャーに来てくださり、野菊やスミレのことをいろいろ教えていただいた。このハマベノギクは岩場に多く見られるとのこと。砂浜に咲くハマベノギクを琴引浜まで訪ねてこられたとか。感激!
3. オケラ:コウヤボウキはよく見かけていたが、オケラの花をこのルートでみるのは今回初めて。
4. ツクシハギ:だろうと思いますが、ハギの見分けはむずかしい!今何種類かの萩が林床を彩っている。
5. ゴンズイ:葉は平凡だが、実がかわいい!木の名前も魚と同名でおもしろい。
6.7.8.9.10 秋ですね。 歩いているルートにこんなキノコが出ている。キノコのことはわからない。知っていたらもっと楽しめるのに残念!きのこ博士さーん 教えて!

歩道と浜で今咲いている花
ツリガネニンジン、ツユクサ、アキノキリンソウ、ヒナギキョウ、ヤクシソウ、オオアワダチソウ、ツクシハギ、ヤマハギ、オトギリソウ、イヌタデ、ススキ、ヤマハッカ、メドハギ、キンミズヒキ、カワラナデシコ、シラヤマギク、ヒヨドリバナ、センニンソウ、カクレミノ、クルマバナ、ハマゴウ、ネコノシタ、ハマベノギク、ハマニガナ、シロヨメナ、オケラ、カラマツソウ、トウテイラン、ウンランの29種
追:シラヤマギクとシロヨメナの2種があること 見分け方を教えていただいた。感謝!今までシラヤマギクと片づけていた。



2012.7.25

1. ハマゴウ:花が咲きそろい、緑から紫のジュータンになり、浜を彩っています。秋にはいい香りの実を付けます。その実を入れた枕を作り、愛用しています。さわやかな香りに包まれ、いい眠りにつけます。
2. ミミカキグサ:湿地にかわいい花を咲かせている。花のあと、果実を包んだ姿が耳かきにそっくり!。6月から、トキソウ、カキラン、モウセンゴケ、そしてミミカキグサと順に住み分けをして楽しませてくれる。
3. 砂浜を臨む崖には、ユウスゲ、コオニユリ、エゾミソハギ、マツヨイグサなどが咲きそろい、海水浴・キャンプ客を楽しませてくれている。



2012.6.17

1. トキソウ:今が最盛期 みごと!日当たりのいい湿地の環境がある琴引浜。いいですね。
2. カキラ:トキソウと同じくラン科 同じ環境で咲くが、外来種のセイヨウミヤコグサやササが忍び寄る。貴重な在来種が 駆逐されないか。
3. モウセンゴケ:同じく、今が花盛り。小さな毛氈を引いたよう。モウセンゴケの由来に納得。
4. ユウスゲ、ノハナショウブ:これから浜を彩ります。ロマンティックな気分になれますよ。
5. シライトソウ:植物を愛でながら歩き、シライトソウの清楚な花に引き付けられます。

水晶浜から琴引浜までの歩道と海岸に咲いている花

テリハノイバラ、ハマボッス、セイヨウミヤコグサ、ニシキミヤコグサ、ノアザミ、ヤマニガナ、ヤマツツジ、ホタルブクロ、ヒメジョオン、ウツボグサ、ノハナショウブ、ドクダミ、タツナミソウ、テイカカズラ、シモツケソウ、ニワゼキショウ、シライトソウ、ツルアリドオシ、ヤブラン、オカトラノオ、コナスビ、シバグリ、ナミキソウ、ハマボウフウ、コマツヨイグサ、オオマツヨイグサ、ユウスゲ、ハマニガナ、モウセンゴケ、カキラン、トキソウ、スナビキソウ、ジシバリ、ソクシンラン



2012.6.1

1. アラゲナツハゼ:今年はたくさんの花をつけている。うまく結実できるかな。秋が楽しみ!ジャムにすると、ブルーベリージャムに負けませんよ。
2. スイカズラ:金銀花とも呼ばれる。なるほど、はじめは白い花(銀)、そして黄色(金)に変わっていく。
3. イタチハギ:北米原産の外来種。砂防工事用に植栽されたものが野生化し、野山のあちこちに繁殖。今を盛りに咲いている。イタチのシッポに似         る?クロバナエンジュとも。よく見ると、オレンジや紫とカラフルで美しい。
4. トキソウ:湿地の岩場で凛と1輪咲いていました!今年はこれからなんでしょうか。
5. イチヤクソウ:これから咲きだす。白とピンク、2種類ある。
 


咲いている花
 コナスビ、ノアザミ、ヒルガオ、ヤマニガナ、コメツブツメクサ、マンテマ、ニワゼキショウ、ハマハタザオ、ハマボッス、セイヨウミヤコグサ、イタチハギ、トベラ、スイカズラ、イボタノキ、アラゲナツハゼ、アリドオシ、ガマズミ、ツクバネウツギ、ブタナ、シバグリ、ヤマツツジ、コマツヨイグサ、ハマベノギク、アメリカネナシカズラ、ハマニガナ、スナビキソウ、トキソウ

浜を彩る花々ユウスゲノハナショウブコオニユリエゾミソハギなど)が咲きあふれる季節がもうすぐやってきます。6月下旬~7月が見ごろでしょうか。楽しみです。

 露天風呂のかけ流しの温泉もこんこんと湧いています。温泉につかりながら、花を愛で、夕日を眺めるのもいいものですよ。お越しください。


ハルゼミ観察会に参加(2012.5.20)

ハルゼミ

 5月になると松林で鳴くのはよく耳にするが、姿を見ることのないハルゼミ。
 長年、セミの生態調査研究をされ、写真に撮っておられる嶋田勇先生がガイドをされるということで、楽しみに参加した。
 ハルゼミの観察ポイントの松林へ。あちこちでよく鳴いており、捕獲に成功。
 はじめて目の当たりにすることができた。黒っぽく、小さくて、かわいい。こんな小さい体で、よくあんな大きな鳴き声が。メスを呼ぶため頑張って鳴いています。
 観察、写真撮影し、放してやりました。








初夏の花調査
(2012.5.20)

 海岸を彩る花の季節には少し早く、スナビキソウが咲き始めたばかり。
 でも道端や山手の歩道に、花は小さいがいろいろ咲いているのに気が付く。その花たちで、勢いよく数を増やし、元気に咲いているのが外来種(帰化植物)。その地域の在来種が滅ぼされないか心配。

今、琴引浜で数を増やし咲いている外来種の花たち

1.ブタナヨーロッパ原産 タンポポによく似るが茎で容易に区別できる。。強くよく繁茂し芝生を枯らしてしまう。
2.
マンテマ:ヨーロッパ原産 道端や空き地にぎっしり咲いている。
3.
コメツブツメクサ:ヨーロッパ・西アジア原産 これも道端や空き地を埋める。
4.
コバンソウ・ヒメコバンソウ:ヨーロッパ原産 実が小判のよう。空き地や山の端、庭にも鈴なりに。本物の小判ならなー
5.
ハリエンジュ(ニセアカシア):北アメリカ原産 街路樹や砂防樹として植えられたものが激しい勢いで野生化。白い花が山手に点々と。
 

琴引浜駐車場より万畳までの歩道
今咲いている草花
マンテマ(外来種)、コマツヨイグサ(外来種)、ニガナ、ヤマニガナ、ハマニガナ、ジシバリ、アマドコロ、ナルコユリ、
ブタナ(外来種)、ニワゼキショウ(外来種)、ノゲシ、オニノゲシ(外来種)、カタバミ、コメツブツメクサ(外来種)、
チチコグサ、カラスノエンドウ、ハマハタザオ、スズメノヤリ、ヘラオオバコ(外来種)、ノアザミ、コナスビ、スミレ、
ハマエンドウ、スナビキソウ、ハマベノギク(季節外れ)
今咲いている樹木
ハマナス、ハリエンジュ
(外来種)、ニシキギ、ツルウメモドキ、アキグミ、イヌツゲ、ツクバネウツギ、コマユミ、イボタノキ


2012.4.29

 枯れた松が、京都府直轄の事業で取り除かれ、松林がすっきりと明るくなりました。そのせいか昨年ギンリョウソウがたくさん「わたしきれーい?」と頭をもたげていたが、今年は見られなくなった。シュンランがすがすがしく咲いている。松林の下でたくさん育っているイチヤクソウやウメガサソウがどうなるか、気になるところです。
シュンラン

枯れた松が切り倒され、明るくなった松林の下で咲くシュンラン

  山側に咲く花ーサルトリイバラ、タチツボスミレ、スミレ、アマドコロ、クサイチゴ、ムベ、ミツバア ケビ、コナラ、シュンラン、ウワミズザクラ(写真左)、ガマズミ、コマユミ、イカリソウ
  海岸に咲く花ーハマハタザオ(写真右)、ハマエンドウ、ハマダイコン(写真中)、イソスミレ(写真 右)、コウボウムギ

春の花が終わり、夏の花の前で、海岸の花の数は少ない時期です。







2011.10.14

リンドウ リンドウが海岸に
  近畿自然歩道では少ないながら咲いているが、海岸で咲いているのは初めて見つけた。日に照らされて青く輝き、とても風情があり、美しい!
 楽しみにしていたアラゲナツハゼは、今年はさっぱり。
 そのかわり、今年はアケビが大豊作!近畿自然歩道の大きな木にまきつき、熟れた実がざらんざらんとぶら下がる。悔しい思いをしながら見上げるばかり。手の届くのもあり、いくつか入手。ほんのり甘くておいしい。皮も料理したが、アクが強く、しぶく、研究が必要。

近畿自然歩道や海岸で咲いている花
カワラナデシコ、ヤクシソウ、ツワブキ、ツユクサ、ツリガネニンジン、イヌタデ、コマツヨイグサ、ハギ、セイタカアワダチソウ、ヤブコウジ、アキノキリンソウ、シラヤマギク、ウンラン、ハマベノギク、ハマニガナ、リンドウ

実をつけている
アケビ、ガマズミ、ゴンズイ、タカノツメ、コシアブラ、ハゼ、ヤマウルシ、ヌルデ、ニシキギ、サルトリイバラ、ナナカマド、アズキナシ、ミノカクシ、センニンソウ、クロガネモチ、タンキリマメ、ノブドウ、ヤマノイモ、カエデドコロ、ハマゴウ、ミズキ

紅葉は始まったばかり ウルシの仲間が色づく

2011.9.7

1.トウテイラン:数は少ないですが、元気に咲き、海を見下ろしている。大切に守っていきたいですね。
2.ウンラン:咲きだした。仮面状の面白い形をしている。海蘭だが、ラン科ではなく、ゴマノハグサ科。
3.ハマベノギク:砂浜に茎を伸ばし、たくましい植物だが、花は可憐。

近畿自然歩道で咲いている花
 ヤクシソウ、ツユクサ、ツリガネニンジン、アキノキリンソウ、ボントクタデ、タラ、クズ、カエデドコロ、ヤマハギ、カクレミノ、ネコハギ、センニンソウ、コマツナギ、カワラナデシコ、シラヤマギク、キンミズヒキ、ノアザミ、カラマツソウ、トウテイラン、
海岸で
 ハマゴウ、ウンラン、ハマベノギク、ハマニガナ


2011.8.20

1. センニンソウ:花の少ない時期に、白いたくさんの花をつけ、よく目立つ。実も仙人のひげのようで、よく目立ちおもしろい。
2. ムベの実:秋が楽しみ!
3. 松枯れ:日照りと害虫のせいでしょうか。あちこちで松枯れが見られる。白砂青松には合わない光景。地元の皆さんで植林にがんばっておられる。
4. アメリカネナシカヅラにやられたハマゴウ:7.10にアップしているアメリカネナシカヅラはこのように取り付いた植物を痛めつける。自身は種をつけて枯れる1年生の寄生植物。

近畿自然歩道で咲いている花
 オトギリソウ、アキノキリンソウ、タラ、ツリガネニンジン、センニンソウ、コマツナギ、カワラナデシコ、
海岸では
 ハマゴウ、ネコノシタ、コマツヨイグサ、ミミカキグサ、エゾミソハギ
この時期は花が少ない。


2011.8.6

ハマゴウ
海岸でハマゴウ 満開

  
緑のジュータンから、紫のジュータン



(下の写真)
1. 
ミミカキグサ:白滝の湿地がモウセンゴケからミミカキグサに。多年生の食虫植物
2. 
カワラナデシコ:ナデシコジャパンの快挙を祝うようにあちこちの草むらでたくましく咲いている。
3. 
オニハマダイコン:こんなに海岸にたくましくひろがっている!


海岸沿いで見られる花
 ハマゴウ、コオニユリ、ネコノシタ、オオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、ユウスゲ、ハマニガナ、カワラナデシコ、エゾミソハギ、セイヨウミヤコグサ、オトギリソウ、ヘクソカヅラ、ツユクサ、ジャノヒゲ、モウセンゴケ、ミミカキグサ
山に入ると
 ネムノキ、エビヅル、センニンソウ、コマツナギ、ノアザミ、アカメガシワ、ウツボグサと少ない


2011.7.10

 モウセンゴケも ユウスゲも 満開

モウセンゴケ





小さくて見えにくいですが、花茎を伸ばし蕾(つぼみ)をたくさんつけている。
まるで白滝の湿地の岩場は毛氈(もうせん)を広げたようにはなやかだ


夏の浜をロマンティックに彩るユウスゲ


外来種 浜に侵入!

1.オニハマダイコン
外来種 北米原産
浜にたくさん広がってきている

2.オニハマダイコンの侵入状況
1982にはじめて新潟で、1983に北海道で見つけられる。
そして、富川先生らの調査で 2003以降 この京丹後市に侵入してきたことがわかった。
琴引浜にもどんどんひろがってきている

3.アメリカネナシカズラ
外来種 北米原産
ハマゴウに取り付いている
このように、前回のセイヨウミヤコグサやコマツヨイグサ、マンテナなどとあわせて、外来種が貴重な在来種をおびやかしていることの問題提起を、7月10日の「琴引浜鳴り砂を守る会」総会で行いました。



2011.6.15

ササユリ、トキソウ、イチヤクソウが 咲く!
ユウスゲ、ノハナショウブが咲き始める


トキソウ

 岩盤の上の湿地に可憐に咲く。
 やはり高嶺の花
 下にはモウセンゴケが
 大切に守りたい


1.ササユリ:どんどん少なくなり心配していたが、今年松林の下で5,6本元気に咲いていた。いい香り!美しい!大好きな花に出会えてうれしかった。
2.トキソウとミヤコグサ:トキソウの近くに外来種のミヤコグサが広がってきている。このミヤコグサやコマツヨイグサ、マンテマ、イタチハギなど外来種が海岸や歩道に入り込み、繁殖し、在来種の植物を脅かしている。在来種が駆逐されないかと心配だ!
3.イチヤクソウ:松林の下で今を盛りにウメガサソウと共にかわいい花を咲かせている。あちこちに咲き、ずいぶん増えている。
4.ユウスゲ:咲きだした。やはり浜を彩る最高の花!
5.ツルナ:砂地で元気に葉を広げ、黄色のかわいい花をつけている。葉を少し胡麻和えにしていただいた。美味しかった!

・海岸に咲いている花
  ハマヒルガオ、ハマボウフウ、ハマベノギク、ハマボッス、ユウスゲ、ミヤコグサ、トキソウ、ジシバリ、ハマニガナ、ノハナショウブ、オオマツヨイグサ、コマツヨイグサ、タイトゴメ、マンテマ
・山野、松林に咲いている花
  イチヤクソウ、ウメガサソウ、スイカズラ、ブタナ、ノアザミ、イボタノキ、シバグリ、クリ、コナスビ、ニガナ、ササユリ、ヤマツツジ、ハゼノキ、ソヨゴ、ウツボグサ、クサイチゴ、ヤブコウジ、トベラ、ホタルブクラ
計33種


2011.6.4

ハマボッスが咲き、ニガナ属の花がかわいく咲く
道路側にはイタチハギがはびこる

1.ハマボッス:白い花が固まりたくさん咲く様を払子(ほっす)に見立てた。茎が赤く、葉に光沢がある。
2.ハマニガナ:葉の形からハマイチョウとも。葉が砂の上にひろがり、かわいい。
3.ジシバリ:花はニガナによく似ているが葉の形がちがう。キク科ニガナ属は同じようなのがたくさんありややこしい。
4.イタチハギ:北米原産で砂防工事用に植栽されたものが野生化して広がった。琴引浜にも。クロバナエンジュとも



2011.5.31

浜を彩る ハマナス、ハマヒルガオ
 


 浜では、夏の花が咲きだした。ハマナスやハマヒルガオが浜を彩り、ハマボウフウやコウボウムキ、コウボウシバが元気に花や実をつけ、枯れ木のようだったハマゴウが茎をのばし、緑の葉をつけ、力強くひろがっている。
 浜はこれから、ノハナショウブ、ユウスゲ、コオニユリ、マツヨイグサ、エゾミソハギ、ハマゴウ、ウンランと色とりどりに次々と花を咲かせる季節に入ります。
 琴引浜に花を見に来られませんか。

1.ハマボウフウ:葉も花も元気に広がる。
2.
ハマゴウ:茎をぐんぐん伸ばす。その間にハマヒルガオが咲く
3.
アラゲナツハゼ:山で白い花を咲かせている。実が一杯なるといいな。ジャムにすると美味しい!


2011.5.18

タニウツギ、ハリエンジュが山や谷を彩る

タニウツギ


 山は春の花から夏の花へと移る端境期(はざかいき)で、あまり目立つ花は見られない。その中で山や谷を彩っているのが、ピンクの花のタニウツギと白い房状の花のハリエンジュだ。北米原産で砂防用に植栽されたのであろうハリエンジュが勢力を伸ばし、あちこちで繁茂している。
30種類の花を見つけることが出来たが、特に木本の地味な花が多かった。
・咲き終わりがけの花ーニガナ、ギンリョウソウ、ハマハタザオ、キジムシロ、ハマダイコン、エビネ
  木本ではースノキ、ガマズミ、ミヤマシキミ
・いま満開の花ーコナスビ、ハマエンドウ、コマツヨイグサ、ノアザミ、ウマノアシガタ、マンテマ、ミヤコグサ、ヒメハギ
  木本ではータカノツメ、ハリエンジュ、ツクバネウツギ、ニシキギ、タニウツギ、アキグミ、ツルウメモドキ
・満開近しの花ーシライトソウ、スナビキソウ、ハマヒルガオ
木本ではーヤマウルシ、ヤマツツジ、イボタノキなど。

1.ツクバネウツギ:花の根元・実になるところが追い羽根に似ているからこの名が、かわいい!
2,
タカノツメ:もうこんなに葉を広げ、地味な花をつけている。
3.
スナビキソウ:もう咲いているのも見られる。アサギマダラが寄って来て、乱舞が見られるといいな~何年か前に、この場所で百頭からのアサギマダラの乱舞に遭遇し、驚きの感動体験をした。
4.
エビネ:最近見つけられなかって、絶えてしまったのかなと心配していたのだが、今年は咲いていた!よかった!


2011.5.1

ウワミズザクラが咲き、ギンリョウソウが頭をもたげる

ウワミズザクラの花が咲いているのを琴引浜で初めて見つけました。
アケビ、ムベの花が満開
イカリソウが咲き終わり、アマドコロが咲き、ギンリョウソウがあちこちから頭をもたげています。
浜では、イソスミレが満開、コウボウムギやハマニガナが咲きはじめています。

浜で-イソスミレ、アナマスミレ、ハマハタザオ、コウボウムギ、コマツヨイグサ、ハマニガナ
山手で-シュンラン、ギンリョウソウ、アマドコロ、イカリソウ,ニガナ、ノアザミ、タチツボスミレ、スミレ
樹木では-サルトリイバラ、クサイチゴ、アケビ、ミツバアケビ、ムベ、ウワミズザクラ、コウゾ、モチノキなど
22種類の花を見つけました。

1. 東海岸で咲き誇るイソスミレの群落 大切にしたいですね。
2. ギンリョウソウが樹林下であちこち頭をもたげている。「わたしきれい?」と。ユウレイタケともいう。
3. ウワミズザクラ 琴引浜では初めて見つけた。いわゆるサクラとはちょっとおもむきがちがう清楚な花をつける。



2011.4.16

春たけなわの花が咲き
秋にみのる木々の花咲く季節です

琴引浜から小浜までの近畿自然歩道を訪ね、25種の花を見つけました。

咲き終わりか、終わりかけの花
  ミスミソウ  キンキマメザクラ  クロモジ  ショウジョウバカマ(写真1)
咲き誇っている花
  タチツボスミレ(写真2)  イソスミレ(写真3)  トキワイカリソウ(写真4)  シュンラン  ハマダイコン  ハマハタザオ  ヤマザクラ(写真)  
実をつける木々の花の咲き始め
  アケビ  ミツバアケビ  ムベ  ヒメコウゾ  サルトリイバラ  クサイチゴ  ニガイチゴ  アオキ  ツルシキミ  クロガネモチ  
その他 あまり注目されないが可憐にさいている
  カンアオイ(写真5)  ヒメオドリコソウ  ハコベ  ナズナ  キジムシロ 
山菜として美味しい新芽が出てきました!
  タラノキ  コシアブラ  タカノツメ  ワラビ     

ヤマザクラ
ヤマザクラ

早春の花キンキマメザクラ終わり、それと入れ替わるように、あちこちでヤマザクラが咲いています。ピンクの花と茶色の葉がよくマッチし、いっせいに花を咲かせるソメイヨシノとちがって、しぶくて優しさが感じられます。歳をとり、感性が変わってきたせいか、ヤマザクラに魅かれるようになりました







1.ショウジョウバカマ:早春の花で、もう終わりがけ。花の色も変わり、茎も長く伸びている。湿地にたくさん咲いている。
2.タチツボスミレ:木々が葉を開かない今、雑木林の下で太陽の光を浴びてあちこちで、わが世の春を謳歌し、咲き誇る。
3.イソスミレ:浜ではイソスミレがしっかり根をはって、咲き誇っている。
4.イカリソウ:暖かい海岸沿いでは花開き、山手の樹林下はこれからの段階。都会で珍重される花がこんなにあちこちに咲いているなんて、何と素敵な!
5.カンアオイ:地味~な花を土の上に咲かせている。暗い樹林の下でひっそりと育つ。この葉を食べて育つギフチョウがここで育っているのでしょうか。そうだとうれしいですね!



2010.6.25

-琴引浜・夏の海岸植物ー観察会を行いました

観光協会の駐車場下から白滝までの浜の植物を観察しました。
その間に、何と
43種類の植物が育っていました。
いま花どきの植物、咲き終わった植物、これから咲く植物とたしかめながら、見ていきました。

いま咲いている花はーハマヒルガオ・ハマボウフウ・ハマニガナ・オオマツヨイグサ・ハマナス・タイトゴメ・ハマボッス・マンテマ・スナビキソウ・ミヤコグサ・ユウスゲ・テリハノイバラ・ノハナショウブ・エゾミソハギ・ノアザミ・ハマエノコロ・ジシバリ・ハマゼリ・ハマウド・トキソウ・カキラン・モウセンゴケ・ウツボグサ・アメリカネナシカズラ・カワラヨモギ・コマツヨイグサ
26種類だったかな。よく見るとたくさんあるものですねー

* 特に今年は、浜の湿地に
カキランがたくさん咲いていたのに感動しました。
* スナビキソウの花を見ているとき、アサギマダラ(蝶)が飛んできて、私たちを歓迎してくれました。これにも感動!

1.いま 浜は緑のじゅうたんを敷き詰めたように、勢いがあります。
もうすぐ、ハマゴウの花が咲き、紫のじゅうたんに
2.今は、ハマボウフウが花盛り
3.ハマニガナもかわいい葉をひろげている。葉の形から ハマイチョウともいう
4.露天♨の周りは暖かく、ノハナショウブやエゾミソハギがひとあし早く咲いている
5.アメリカネナシカズラがハマゴウに取り付いている。ひろがっていかねばいいがー心配!丸いのは実ではなく、虫えい


2010.5.30

春の花が終わりに近づき、結実の時期に
初夏の花が咲き始めています

アサギマダラ

1.スナビキソウアサギマダラ
 花の旬は過ぎたが、アサギマダラが蜜を吸いに来ていた













2.ノアザミ:葉は近づきがたいが、花は優雅、美しい
3.シライトソウ:今が旬 花が咲くと、存在感がある、優雅な花。 ヤマツツジと引きたてあっている
4.タツナミソウ:波が立つように揺れている
5.イチヤクソウ:つぼみがいっぱい これからが楽しみ ウメガサソウは一足早く満開
6.トキソウ・モウセンゴケ:湿地の花はこれからが旬。岩の上に。見えますか?高嶺の花!
7.ハマボッス:咲き始めました
8.コウボウムギ:雌株は元気に実をつけ、雄株は役割を終え、枯れかけ。小ぶりのコウボウシバも実をつけている

 樹木の花
 あまりめだちませんが、あちこちで可憐な花やユニークな花を咲かせています
 秋の結実を、小動物や鳥たち・人間たちも待っています!

スイカズラ


5.スイカズラ
 忍冬(にんどう)という名で、薬草として傷の消毒や火傷に使われる。また、金銀花ともいう。これは、はじめ 白い花が後に、黄色に変わっていくから。いい香りがする











1.アラゲナツハゼ:あちこちの木でたくさん花を咲かせている。今年は豊作?楽しみ!
2.シバグリ:雄花は長い穂状、雌花はその下部に着き、短い。虫にやられずに、甘い栗を結実させますように!
3.ナワシロイチゴ:6月に熟し、食べられる
4.イボタノキ:おもしろい名は、イボタロウ虫が寄生することからついたもので、この虫の分泌したロウを採集して、家具のつや出しに使う


2010.5.1

1. ギンリョウソウ:ユウレイソウとも 透明感のある白でみずみずしく美しい!
          あちこちに群落があり、今の季節、ギンリョウソウだらけの感が
2. アマドコロ:これからが花盛りに)
3. イソスミレ:今年もたくさんの花を付けました)
4. アナマスミレ:2年ほど見掛けなかったが、今年は見つけることが出来た
5. チゴユリ:可憐に花を咲かせている
6. ヒトリシズカ:以前に見つけ、しばらく見なかったので、消えてしまったのかなと心配していたが、今年は見つけることが出来た。よかった!(写真)


2010.3.19

春1番 花を咲かせました

キンキマメザクラ:1番に丹後に春を告げるサクラ。もう かわいい花を咲かせていました。
ヤシャブシ:黄緑の花が鮮やか。触れると、花粉がけむりのように飛び散ります。



2010.2.27
 

 「琴引浜を彩る花たち」と題して、鳴き砂文化館で琴引浜の植物を紹介させてもらう機会をえました。
 この機会にと思って、冬の様子を少し調べてみました。実や種、葉がドライフラワー的になって残り、冬芽が見られ、冬でもけっこう観察できることがわかりました。1部 紹介します。

               *冬芽が鷹(たか)の爪(つめ)にそっくり!なるほどなーと納得


2009.6.8

トキソウ:今年はたくさん花が見られました 朱鷺色の花がなんとも愛らしい 大切に保存したい
ユウスゲ(キスゲ):咲き始めました 露天ぶろにつかりながら、夕日と揺れるユウスガを眺めるのは最高!
ハマボッス:サクラソウ科のかわいい花 今が満開


2008.10.11

秋の花は青い花が多いですね。
リンドウ:今年はたくさん花をみました
アキギリ:シソ科の花としては大きな花をつけ美しい
アキチョウジ:秋に丁字形の花をつけることから
ヤマハッカ:風に涼しげにゆれている
シラヤマギク:太陽に向かって光り輝いていた

2008.9.15

ウンラン:ウンランは東の浜では元気に咲いていた 
ウンラン、ハマベノギク、ネコノシタ、ハマゴウが東の砂丘を彩っている
ツルリンドウ:松林の下でひっそりと花をつけ、秋の訪れを告げている


2008.8.21

 夏の花:ユウスゲ・コオニユリ・エゾミソハギらが花の盛りを終え、秋の花に移り変わろうとしている中で、ハマゴウ、ネコノシタは熱い砂浜にたくましく根を張り、浜を彩っている。ウンランの花を求めて歩いたが、残念ながら砂浜で干上がったように弱り、花をつけていなかった。その横でイソスミレは元気に葉をもりあがらせていた。

ネコノシタ:葉にかたい毛が生えてざらつき、猫の舌のよう
センニンソウ:つる性で海岸を見下ろす歩道に今を盛りに咲き乱れている
    


2008.7.20

夏の花 さらに浜を彩る
1.コオニユリ:オニユリより小ぶり 葉のわきにオニユリのように珠芽がつかない
2.ハマゴウ:茎は焼けつく砂の上をはって長く伸び、枝先に紫色の美しい花を咲かせ始める
         たくましく浜一帯に広がり、もうすぐ紫のジュウタンを敷いたようになる
3.ハマナスの実:ジャムにすると美味しいらしい が琴引浜では減ってきているので、大切にしたい


2008.6.29

夏の花が海岸に咲きあふれだす
1.ユウスゲやノハナショウブが揺れる様はロマンティック気分にさせてくれる

湿地の岩場に根を下ろしたくましく咲く
2.ノハナショウブ:清楚で凛とした姿がいい!
3.カキラン:株をふやし、たくさんの花をつけていてひと安心
4.モウセンゴケ:葉も花もかわいいが虫からみればオーコワ!
5.エゾミソハギ:鮮やかな色で美しい!

砂地にたくましくひろがる
6.テリハノイバラ:野生のバラは素朴な美しさが
7.ハマボウフウ:春先は刺身のつまにいただいたが、今はたくましくひろがり花がニョキニョキ


 2008.5.17

ハマナス:砂丘にきれいに咲く!
 笹に追いやられて株を減らしているハマナス、なくなるのではと心配していたが、砂丘で元気に花をつけているのを見つけ、ちょっと安心しました。


2008.4.26

 散策コースには、花との出会いとともに、山菜としていただける木の芽や実もいろいろあり、感動・楽しみが倍増します。今回もいろいろ収穫があり、季節の味・香りをおいしくいただきました。自然に感謝、感謝です。

1.タラの芽:天ぷらや酢味噌和えでいただきました
2.ワラビ:灰をまぶして熱湯をそそぐとあくがぬけ、そのままサラダとしていただけます 煮てもおいしい!
3.タカノツメ:天ぷらに
4.コシアブラ:天ぷらにするととてもおいしい 歳を考えずに食べ過ぎてお腹をこわしたこともー今回は時期が遅く芽が開ききってしまっていた 残念!
5.ハマボウフウ:刺身のツマに 酢味噌和えも?

 


春らんまんの季節 
花盛りです


1.イソスミレ:東の浜にも西にも群落が確認できた
2.イカリソウ:白花
3.イカリソウ:ピンク 白から濃いピンクまで多様に咲きあふれている様はすばらしい!
4.アマドコロ:風に揺れかわいい
5.センボンヤリ:春はかわいい花を咲かせ、秋は千本槍のような花茎がのびる
6.ミツバアケビ:びっしり花をつけている どれくらい結実するのか楽しみ
7.ムベ:葉も美しい トキワアケビとも 熟しても割れない 秋が楽しみ
8.ギンリョウソウ:あちこちからニョキニョキ顔をだし ちょっと不気味
浜には ハマダイコン、ハマエンドウ、ハマハタザオなども花盛り

  


2008.4.20

イソスミレ 満開に

3,30はまだ蕾だったイソスミレが満開に!
Y様に教えていただいてた通り、色といい姿といい素敵なスミレ
この地で大切に守っていきたい!



2008.3.30

1.キンキマメザクラ
 丹後で春の訪れを告げる 花が2個づつペアになり、楚々として愛らしい
2.ミスミソウ
 今年も花をつけていて、ほっとした 大切に守りたい
3.ショウジョウバカマ
 湿地にしがみついて、可憐な花をたくましく咲かせる
4.クロモジ
 上等のつまようじにするクロモジ、目立たない花だが、黄緑がきれい
5.シュンラン
 群落を作り、みずみずしく咲いていた
6.イソスミレ
 今まで知らなかった花、Y様に教えていただいた 少なくなっている貴重な植物とのこと 琴引浜海岸に育つ 大切に守り育てたい まだ蕾だった 開花が楽しみ!


2007.9.23

1.琴引浜の貴重な花、ウンランとトウテイラン よりそって咲いていた
 トウテイラン:中国の洞庭湖の水のような美しい青紫色の花をつける
 ウンラン:花が淡黄色の仮面状の面白い形をしている
2.アキギリ
 暑くてもやはり季節は秋 秋の花が咲き、実りの秋があちこちに
3.ハマベノギク
 浜に生えるとハマベノギク、山に生えるとヤマジノギク、類似種 さわやかで、可憐な色だが、たくましく、砂浜に根を張り広がっている
4.ツリガネニンジン
 かわいい釣鐘状の花を揺らせている 根はニンジン状
5.ヤマハギ
 秋といえばやはりハギ


2007,7,7

ユウスゲ(キスゲ):今が最盛期 朝、夕、花を開かせる。海岸でゆれている様はなんともロマンティック
カセンソウ:太陽に向かって、花をパッと開き、かわいい
エゾミソハギ:岩の割れ目に根を張り、たくましく咲きだした。これが咲くとお盆が偲ばれる
ハマゴウ:たくましく砂浜をはって広がり、枝先に紫色の美しい花を咲かせかけている


2007,6,17

1.2.アサギマダラに再度挑戦: 胴体が白黒の斑点模様になっているのがはっきりわかった。羽を開いている姿が撮れた!が画面からはみ出て、ピンボケーむずかしいー!
3.ノハナショウブ:ハナショウブの原種、楚々として美しい、このひかえめさが好き
4.トキソウ:朱鷺(とき)色があざやか!今年は花がとても少ない。貴重な植物の絶滅が心配!



2007,5,27

スナビキソウアサギマダラ:海岸のスナビキソウが咲き始め、いち早くやってきたアサギマダラ。まだ数羽しか見かけなかったが、無心に蜜を吸っていて、ほん近くまで近づき、カメラを向けても逃げなかった。この時、携帯カメラしかもって無くて、画像が大きくならなくて残念ー
スナビキソウツルナ:海岸に群生している。手前のツルナは花は小さくてめだたないが、葉は肉厚でおいしいし、栄養もありそう。
ヒルガオ:可憐な花だが、海岸にたくましく、群生している。
ガマズミ:かわいい花が集まっている。秋には赤い実をつける。
トベラハナムグ:蜜や花粉がおいしいらしく、白い花たちにいろいろな虫が集まってきている。


2007,5,4

1,ハリエンジュ(ニセアカシア):砂防樹としてたくさん育っている。
2,タニウツギ:ピンクがとても美しい。あちこちで咲いている。
3,ツクバネウツギ:白と黄色がよく合い、かわいい花である。実もつく羽根の形でかわいい。
4,ヒョウタンボク:夏、赤い実が2個ずつくっつき、実の形からこの名が。
5,フジ:花が咲くとよく目に付く。こんなにあったのかと驚かされる。
6,ギンリョウソウ:腐生植物で、松林の下にいっぱい群生しているのをみつけた。りん片葉に包まれた姿を竜に見立てて、銀竜草に。薄暗いところでみるとゆうれいのようでちょっと気味悪い。ゆうれい草とも。
7,ウメガサソウ:もう松林の下でかわいい花をひらかせていた。同じところにあるイチヤクソウはまだつぼみだった。
オカリナ

8,オカリナ:新緑の中、いろいろな小鳥が気持ちよさそうにさえずっている。ウグイス、イソヒヨドリ、シジュウカラ、ヤマガラ、コゲラ、?、?、?名前がわからない。小鳥たちと交信したいと思ってオカリナでさえずり?ながら歩いてみた。ヤマガラがこたえてくれている!確かに反応してくれている!と思える。喜んでいるのか、警戒しているのかー私は楽しかった!








2007.4.14

1.イカリソウ:これからが見ごろ。碇の形が魅力的でかわいい!白、淡いピンクから濃いピンクまで色も楽しめる、私の大好きな花です。
2.ハマハタザオ:名の通り、清楚な白い花を頭に集め、浜に旗ざおのようにシャキッと立っている。
3.ハマダイコン:強い潮風に負けずに、浜に咲き溢れている。海は荒れ気味。白波が浜に押し寄せている。
4.ヒトリシズカ:ひっそりと静かに二輪だけ咲いているのを見つけた。絶えませんように!
5.ムベ:アケビ、ミツバアケビ、ムベとこの地にはアケビ科の仲間がたくさん花をつけています。秋の実りが楽しみ!


2006,11,25

1、琴引浜の秋:空と海の青、松の緑、バックの全山紅葉・錦の山。秋ならではの色合いが楽しめます。そして、砂は良く鳴き、カニがおいしい!最高!
2、
ハゼ:真っ赤な葉、たわわに実った実。ロウがたくさん作れるでしょうにー
3、
タカノツメ:透明感のある黄色がなんとも美しい。
4、
ニシキギ:葉も実も真っ赤。かわいらしい実がいっぱいぶらさがっています。
5、
軍事関係漂着物展:「琴引浜鳴き砂文化館」で特別展をやっています。東山高校地学部が調査してきたなかから、軍事関係の漂着物を集めて展示しています。今の情勢にからんで、不安定要素を持つ日本海の軍事情勢が、漂着物からも、見え隠れします。さらに拉致に関係するものも!? 
 関心のある方は是非、文化館に足を運んでください。


2006,9,24

1、アラゲナツハゼ:今年は大豊作。 どの木にも、ブルーベリーに似た、紫の実がたわわに。取り、ジャムに。市販のブルーベリージャムと同じ味。自然の恵みに感謝!
2、シバグリ:最盛期ではないが、はじけている実も。とげと戦いながら収穫し、ゆでていただいた。小さいが栗を主張。
3、アキノキリンソウ:きらきらと輝いて、かわいい花。
4、ハギ:太陽をあびて濃いピンクに。これぞ秋の風情。
5、ゴンズイ:魚と同じ名前。実がはじけてかわいい。


2006,7,9

1、2、モウセンゴケ:6月末、つぼみだったのが、花盛りになっている。
3、カセンソウ:夏の太陽に向かって、かわいく咲いている。
4、エゾミソハギ:可憐な花が、岩の割れ目に根を張り、たくましく咲き出した。
5、アメリカネナシカズラ:北アメリカ原産の寄生植物。琴引浜にもたくさん広がってきて、ハマゴウに覆いかぶさっている。困ったことです。
6、シバグリ:かわいい実がぎっしり。実りの秋が楽しみ。
7、アラゲナツハゼ:6月、満開だったのが、緑の実に。熟するのが待ちどおしい。


2006,6,17

1、ノハナショウブ:ハナショウブの原種だけあって、清楚で楚々とした姿だが、毅然としている感じを受ける。
2、スナビキソウ:長い地下茎を出し群生し、一斉に花をつけ、その花を求めて、たくさんのアサギマダラが舞う。優雅な光景に見とれてしまう。
3、ハマボウフウ:暑い砂地にたくましく広がり、今を盛りに咲き誇っている。
4、ハマウド:木の様に力強く大きい。
5、カキラン:まだつぼみだったが、元気に残っていてほっとした。柿色の花をつけるラン。稀少なので、大切に保存したい。


2006,6,11

1、トキソウ:琴引浜の海岸は、日当たりの良い、湿地の環境があり、貴重なラン科の植物が見られる。朱鷺(トキ)色の花がなんとも愛らしい。いつまでも大切に保存したい。
2、ユウスゲ:夏の代表的な花。淡黄色の品格のある花を次々に咲かせ、朝、夕の海岸を彩る。
3、ハマヒルガオ:可愛いピンクが海岸に広がる。


2006,6,4

1、ササユリ:めっきり少なくなったが、可憐に咲いている。
2、シライトソウ:斜面に張り付くように、あちこちで、大小、清楚な花を揺らせている。今が満開。
3、スナビキソウ:海岸の砂浜に群落をつくり、いっせいに花を咲かせている。その密を求めて、たくさんのアサギマダラが、優雅に舞っていた。
4、ウメガサソウ:マツの樹林の下、あちこちで、かわいい花をつけている。
5、イチヤクソウ:同じく、マツの樹林の下で、可愛いつぼみをたくさんつけている。もうすぐ見ごろを迎える。
6、アラゲナツハゼ:満開。今年は実をたくさんつけそう。ブルーベリーに似た実、おいしいジャムができそう。
7、スイカズラ:またの名を金銀花ともいうように、白い花と、黄変した花が咲いている。
その他、ヤマツツジ、ガマズミ、アズキナシ、ホタルブクロ、ヒルガオ、コナスビ、ウツボグサ等が咲いていた。